快速みえ号◆データファイル | 列車データ館
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快速みえ号◆データファイル

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快速みえ号の簡単な解説

快速みえ号キハ75系

◆名古屋~鳥羽を結んで運転されている現役の快速列車。国鉄時代から、並走する近鉄特急の独壇場となってきた名古屋~三重県北中部の中距離列車での競争力を盛り返すために1990年に設定された。設定当初はキハ58・キハ65といった、国鉄時代の急行車両を使いまわす状況だったため、大きなインパクトを与えたとはとても言い難かったが、1993年8月にキハ75系が投入されると、名古屋~松阪の所用時間が最速1時間01分という高速化が実現し、近鉄側もおちおちしていられなくなるほどの存在と化した。

池の浦シーサイド駅付近を走る快速みえ

※画像提供:つつみだつちお様(無断転載厳禁)

ただ、実際に乗ってみて感じるのは「名古屋~河原田」の電化区間では亀山方面への列車との兼ね合いなのか、極端にスローな印象だ。このあたりの区間でもっとスムーズに駆け抜けることができればこの車両のポテンシャルをさらに活かすことができるのでもったいないと思う。

急行いすず号の再来?

快速みえ号の登場からさかのぼること22年ほど、急行いすず号がほぼ同じ区間から姿を消していた。それは近鉄特急とのライバル関係にすっかり打ち負かされた格好だったが、このたびは急行料金不要ヘッドマーク付き、リクライニングシートなどを設置した。こうして、車両形式こそ大差ない始まりだったが、いろいろな工夫を盛り込んだ設定となり、急行いすずのマイナスの印象を拭い去る存在となったといっていいだろう。

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◆快速みえ号のデータファイル

【登場時:1990年3月10日】快速みえ新規設定。
・ ●運転区間・本数:名古屋~松阪(8往復・最速72分)、~紀伊勝浦(1往復)  使用車両:キハ58・キハ65
【この間の出来事】キハ58形とキハ65形各3両をリクライニングシート化、最高速度110km/hに対応した5000番代が登場。
【1991年3月16日改正】名古屋~鳥羽(3往復)、~伊勢市(3往復)、~松阪(5往復)、~紀伊勝浦(1往復)の計12往復に。名古屋~松阪を6分短縮して最速66分に。
【1992年3月14日改正】紀伊勝浦発着の列車を特急南紀号に格上げ。
キハ75系快速みえ号【1993年8月1日改正】キハ75系を投入。一部区間で最高速度120km/h運転となり、名古屋~松阪を61分で結ぶ列車が登場。表定速度84km/hほどとなり、当時日本最速の気動車快速だった。
【1994年12月3日改正】定期列車すべてをキハ75系に統一。
【2009年】金曜日夜に名古屋⇒伊勢市に快速みえ91号を運転開始。
【2011年3月12日改正】全列車4両編成化。
【2014年12月1日改正】一部列車2両編成化。

 

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快速みえ・方向幕

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