⇒ 特急加越号のヘッドマーク事典はこちら
特急加越号の簡単な解説
◆ 米原~金沢・富山間を結ぶ特急として2003年9月まで運転された特急加越号。ほぼ全期間を通じて485系の特急だった。同年の7月から約2ヶ月間だけ683系が使用され、すぐに廃止となったため、683系加越号の運転実績は極端に少ないからだ。
この廃止は特急しらさぎ号への愛称統合という形。もしかすると、共通運用で名称が複数になるとロゴマーク・ステッカーを貼る点で問題が生じるため、整理統合したのかもしれない。
ヘッドマークに使用している色の系統で言えば同じ北陸本線の特急雷鳥にも近いものがあるが、この水色が国鉄特急色と良い相性なのかもしれない。また、特急白山用カラーの車両とも相性がそれなりに良かった。
(画像提供:Teru-t2様・kogane-turbo様)
◆特急加越号のデータファイル
【登場時】1975年3月10日
・ ●運転区間:米原~金沢・富山 運転本数:6往復 使用車両:485系
【1978年10月2日】イラスト・トレインマークの使用を開始する。
【1982年11月15日改正】1往復増発⇒7往復に。
【1985年3月14日改正】1往復増発⇒8往復に(急行くずりゅう号の廃止による)。
【1988年3月13日改正】米原~金沢間で特急加越号の速達版である特急きらめき号を1往復新規設定。
【1989年3月11日改正】加越号の2往復を特急しらさぎ号に変更。加越=6往復、しらさぎ=8往復に。
【1991年3月16日改正】加越号の1往復を特急きらめき号に変更。加越=5往復、きらめき=2往復に。
【1997年3月22日改正】特急きらめき号を特急加越号に統合。加越は7往復に。
【2003年7月19日改正】使用車両を683系に統一。485系の運用が終了
【 同年 10月1日改正】特急加越号を特急しらさぎ号に統合。愛称消滅。
・ ●運転区間:米原~金沢 運転本数:7往復 使用車両:683系
◆お役立ちサイトご紹介
●【鉄道模型製作用参考写真集】・・・編成単位ではなく、1車両ごとのサイドビューをとらえた写真集。大きな画像データなので細部に至るまで見て確かめることができる、非常におすすめのサイト。 ●485系特急加越
●【OK wave】・・・知恵袋的サイト。個人の方が答えていらっしゃるので公式見解ではありません。 ●なぜ特急加越はなくなったのか
●【座席探訪】・・・列車内の様子を解説してくれているわかりやすい写真集。車両のタイプごとに詳細な解説と画像が含まれているサイト。おすすめです。 ●683系しらさぎ編成(短期間使用された)