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特急A列車で行こう号の簡単な解説
◆ 熊本駅~三角駅を結ぶ観光特急列車として2011年に設定された。キハ185系を使用して運転される現役の列車、特急A列車で行こう号。「16世紀の天草に伝わった南蛮文化」をテーマにした列車だ。
急行火の山号が入線しなくなってからというもの、すっかりローカル線と化していた三角線だが、なんと約30年ぶりに優等列車が設定されることになったのがこの列車。
36.5km、約65分の距離とはいえ、快速や急行ではなく特急が設定されたということで地元は大いに活気付いている。天草諸島下島の本渡港への定期船や上天草物産館「さんぱーる」へのアクセスバスにも接続しており、観光列車としても島民への足としても役割を担える存在だ。車両は特急あそ号などで使用されたキハ185系改造の専用車両を使用している。
ちなみにこの列車の表定速度は時速33.7kmであり、おそらくJRの特急で最も遅い列車であろうと思われる。
画像提供:Koganeturbo様
A列車で行こうのデータファイル
【登場時】2011年10月8日
・ ●運転区間:熊本~三角(36.5km) 運転本数:2往復 使用車両:キハ185系
【2012年1月7日】1往復が運転日によって博多発着になる。
【2013年3月16日改正】3往復設定され、すべてが熊本発着に統一された。
【2016年4月14日災害】熊本地震の影響により、運休。
【2020年】コロナ・パンデミックにより一時期運休。
【2024年3月16日改正】1往復減⇒2往復に。運行時間を50分から65分に延長。魅力と価値の向上を図る。
◆特急A列車で行こう号をグーグルマップで見る
◆特急A列車で行こう号のお役立ちサイトご紹介
●【座席探訪】
・・・列車内の様子を解説してくれているわかりやすい写真集。車両のタイプごとに詳細な解説と画像が含まれているサイト。おすすめです。 ●キハ185系A列車で行こう シートマップ
●【車内販売でございます】・・・列車ごとの車内販売に注目したブログ。●「A列車で行こう(JR九州)」
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