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特急いしづち号の簡単な解説
◆ 高松・新居浜~伊予西条・松山を結ぶJR四国の特急いしづち号。2両または3両の短編成が中心となる特急だが、その多くは岡山発着の特急しおかぜ号との併結運転。
瀬戸大橋線の開通とともに誕生した特急いしづち。高松から松山方面へはもともと特急しおかぜ号が走っていたのだが、本州~四国連絡特急のイメージがあまりにも強かったため、岡山発着の列車をしおかぜ号とし、従来のしおかぜ号の区間に新しい名前をつけた、その列車がいしづち号。それは、土讃線の特急南風号と特急しまんと号の関係と同様だ。
長らく、8000系電車と2000系気動車という運用の混在が珍しい状態が続いたが、8600系の追加投入と松山駅での系統分離を実施した2016年3月ダイヤ改正より2000系気動車の仕様は終了し、気動車は特急宇和海号に集約された。
ラッピングに積極的なようで、アンパンマン列車のラッピングの他、台湾の車両デザインに合わせたカラーも登場したりしている。
(画像提供:Koganeturbo様)
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◆特急いしづち号のデータファイル
【登場時:1988年4月10日(瀬戸大橋線開業時)】
●運転区間:高松~松山・宇和島 運転本数:9往復
使用車両:キハ181系、キハ185系
【1989年7月22日改正】しおかぜ号との連結運転を一部開始。
【1990年11月21日改正】全列車が単独運転に戻る。1往復減⇒8往復。
【1992年8月15日改正】8000系電車を臨時いしづち号において運行開始。
【1993年3月18日改正】いしづち号全列車を高松~松山とし、電車化。
・ 特急しおかぜ号との分割併合を一部実施。
【1994年12月3日改正(特急運転体制を大幅に見直し)】
・ 1往復に2000系気動車投入。10往復に。
【1997年11月29日改正】3往復増発⇒13往復。
・ 8000系いしづち号は原則的に特急しおかぜ号と分割併合。
【1998年3月14日改正】2000系気動車使用のいしづち号も特急しおかぜ号との併結運転を実施。
【2000年3月11日改正】下り14本、上り13本に増加。
【2003年10月1日改正】伊予西条~徳島の特急うずしお号の系統分割。まとめ⇒下り17本、上り18本。
【2008年3月15日改正】喫煙ルーム以外全席禁煙化。
【2010年3月13日改正】通常期の列車を一部3両から2両に減車し同時に女性優先席を廃止。
【2011年3月12日改正】エル特急の指定解除。喫煙ルームを廃止。
【2014年3月15日改正】早朝の「いしづち51号」をモーニングEXP松山(8000系)に、「いしづち4号」をモーニングEXP高松(2000系)にそれぞれ愛称変更。すべて高松~松山で、17往復となる。
【2016年3月改正】2000系気動車の終了。8600系投入。
(画像提供:3071レ様・Koganeturbo様 無断使用厳禁)
◆特急いしづち号のお役立ちサイトご紹介
●【トレインブックス・国鉄型車両図鑑】・・・形式写真を専門に撮っていらっしゃる方のサイトです。斜めからのアングルで、前面や台車周りを含めてみることができます。 ●JR四国のキハ185形0番代(剣山色)
●【キハ185系資料館】・・・キハ185系の特急に特化した資料集&写真集。かなり詳細な解説が含まれていて、ファンならかなり満足できるるサイト。おすすめです。 ●特急いしづち