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特急ハウステンボス号◆データファイル

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リニューアル・特急ハウステンボス

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特急ハウステンボス号の簡単な解説

特急ハウステンボス貫通形-kgn◆ 博多~ハウステンボスを結ぶ特急列車として1992年から運転されている特急ハウステンボス号。それまで運転されていたオランダ村特急からコンセプトを引き継いだような印象があるが、佐世保線から大村線に入ったという時点で大きな違いがある。ハウステンボス駅のひとつ手前にあたる「早岐駅」まで特急みどり号と併結運転する。つまり単独で運転する区間はわずか一駅という変わり種の列車だ。ちなみにハウステンボス駅はテーマパークの最寄駅として、この列車の営業開始に先立って新規開業した駅であり、大村線はこの駅まで電化された。特急ハウステンボス流線型783系

しかし、テーマパークへと足を運ぶ利用客にとっては「乗り換えしなくて良い」ということは利便性の点で天と地ほどの差がある。ゆえに、レクリエーション目的に特化した貴重な特急列車と言える。

2017年までは塗装が独特のブロックパターンのカラフルなものとなっていたが、そのコンセプトは「おもちゃの列車」とのこと。ちなみに、2011年までは特急かもめ号との併結列車も存在したが、それ以降の併結相手は特急みどり号のみ。

※画像提供:KOGANETURBO

◆特急ハウステンボス号のデータファイル

【登場時:1992年3月25日】
・ ●運転区間:博多~ハウステンボス  運転本数:3往復  使用車両:485系(RE)
【1993年3月18日改正】グリーン車設定列車が一部登場。
【1994年3月1日改正】車両塗装を変更。赤・青・黄・緑といった原色ブロックの組み合わせデザインに。グリーン車の設定終了。
【1995年4月20日改正】全列車4両固定編成に。
【1996年3月16日改正】定期列車8往復となり、エル特急化。

【2000年3月11日改正】783系に変更。全列車にグリーン車を設定。定期列車4往復に削減。不足は臨時列車が補完。
・・・それまで使用していた485系車両は特急きりしま特急ひゅうが用に。
【2003年3月15日改正】臨時列車のうち1往復を通年運行とし、平日は実質5往復運行に。
【2005年3月1日改正】車内販売を廃止。
【2007年3月18日改正】全車禁煙化。
【2008年7月】エル特急の解除。
【2011年3月12日改正】本数整理。定期:3往復、毎日運転の臨時:2往復、土曜・休日限定:3往復に。特急かもめ号との併結を終了(併結相手はみどり号のみに)。
【2015年3月14日改正】大村線内をワンマン運転化。
【2017年3月18日】ハウステンボスが開園25周年を迎えるのに合わせ、783系(ハウステンボス編成)リニューアル車営業運転開始。工事は2018年7月13日の運用復帰によってすべて完了。

2017年にリニューアル開始!

リニューアル・特急ハウステンボステーマパーク「ハウステンボス」と同名の特急列車は2017年3月に25周年を迎えた。それに伴い、オレンジ色の外観、ななつ星のようなフロントマスクを始めとして内装にも大きく手を加えたリニューアルを実施。

コンセプトは「そこはもうハウステンボス」。3月18日から第一編成が運用開始し、2018年にかけて順次リニューアルが進み、2018年7月13日から、南福岡車両区所属の783系CM24編成が運用復帰したのを最後にリニューアル工事は完了となったようだ。

※画像提供:KOGANETURBO

◆特急ハウステンボス号のお役立ちサイトご紹介

●【トレインブックス・国鉄型車両図鑑】・・・形式写真を専門に撮っていらっしゃる方のサイトです。斜めからのアングルで、前面や台車周りを含めてみることができます。 ●783系

●【座席探訪】・・・列車内の様子を解説してくれているわかりやすい写真集。車両のタイプごとに詳細な解説と画像が含まれているサイト。おすすめです。 ●783系ハイパーサルーン

 

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