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【1987年7月】天文気象部・竹野合宿~現地編~

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寝台特急出雲・DD51(1987) 鉄道旅行記

僕と吉田先輩は「ジュースでも買いに行こうか」ということで、
自転車に乗って竹野の中心街「東町」に向かった。
中心街と言っても、夜9時を過ぎたこの時間には一軒も店は開いていない。

煌々と輝くのは自動販売機とまばらな街灯のみ。

僕は昨日、自動販売機のひとつに、「白バラ スポリカ」というものをみつけていた。
いかにもポカリスエット風のデザインに、スポーツドリンクを主張するネーミング。
この地方色になんとも心魅かれ、迷わずそれを購入した。

こうして、天文気象部合宿2日目が終わった。
星を見られなかった以上に鉄分をとり損ねたことを残念に思う1日だった。

● 天文気象部・竹野合宿3日目

一夜明け、1987年7月27日。
天文気象部竹野合宿もついに3日目、

朝食を済ませ、吉田先輩と海を見に行ってみた。
テトラポットが黒い。「ん?」と思って近寄ってみると一気に白くなった。
恐怖の「フナムシ コーティング」だったのだ。

さて、「天体観測」に関して言えばちょっと物足りない内容。
しかし、鉄分摂取と海水浴についてはかなり満足の合宿だった。

そして、これから帰りの道中、最後の鉄分をどう楽しめるか・・・・。楽しみ。
「女将さん、どうもお世話になりました!」

そう言って、先に自転車部隊3人が民宿を後にして快調に飛ばした。
それを追う様にして、その他一行がワゴン車に乗って竹野駅へ。

あれ?よく考えてみると、来た時より一人増えたはずだから定員オーバーじゃ?
はたしてどうやって乗ったのか・・・。定員が・・。つくづく見なくてよかったと思った。

さてこの夏、僕が始めて経験したことがシーフードヌードル以外にもう一つある。
それは青春18きっぷ だ。
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