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【1987年8月】隠岐の島でのSUMMER VACATION

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鉄道旅行記

1987年のこの夏、僕は3週間近くにわたって隠岐の島での日々を過ごした。
高校生でなければこんな時間の過ごし方は到底無理だろう。

その間、何か特別なことをしたわけでもないが、普通に島の生活を味わい、
ところどころ、見て回って楽しいレクリエーションになった。
隠岐空港を見に行った。去年の建物よりきれいになり、玄関口らしくなった。

この、空の玄関口は現在さらに新しいものになっているらしい。
島のあちこちにドライブに連れて行ってもらったが、とりわけ面白かったのは
天然の岩をくりぬいて作られた「福浦トンネル」だ。(現在は通行不可)
連続した幾つかのトンネルがあって、その継ぎ目ごとに海が開ける。

別の時には中村漁港を見に行った。
ちょっと昔には、サクラ貝の貝殻がとれたという。

その帰り、かぶら杉というおもしろい形の木があった。
でもそのすぐ後ろを流れる小川のきれいさが僕の印象に残った。

さて、立派な家を借りて優雅な生活安泰に見えた親友だが、
この夏が過ぎて秋になると隠岐の島を離れ、大阪に帰るのだと話し出した。
あえて理由は聞かなかったが、ちょっと事情があるようだ。

そんなわけで、なかなか見るチャンスがなくなるから・・・ということで、
隠岐の島のもうひとつの群島「島前」に行こう!ということになった。
その計画を考えたのが8月16日。

僕も8月18日に隠岐の島を出るから、日程はおのずと17日に決まった。
隠岐・島前旅行。とにかく当日は、朝早く起きて仕度を整えないといけない。
何としても起きなければ! と・・・思っていた・・・はずが・・・

当日、8月17日。起きて時計を見ると午前10時30分!。
「なぁ~にぃ~! ちゃんと目覚ましセットしたよなぁ!」
そう。確かにセットはした。しかし僕が止めて、再び寝てしまったらしい・・・・。
横には、一緒に行く日を逃してしまいがっかりする親友。

あまりにもその姿が痛々しかったので僕は、おき西郷港に出向き切符売り場へ。
急行だいせん の指定券の乗車日と乗車券の有効日を一日遅らせるためだ 。

窓口ではすぐ乗車券の有効日は1日ずらす変更をしてくれたが、
指定券の乗変手続きまではできないという。ここが離島のつらいところだ。
仕方がないのでそれはそのままにしておいて、当日変更することにした。

さぁ、明日はちゃんと起きられるのか。
念のため目覚まし時計に「島前旅行・絶対二度寝するな!」と書いた紙を貼った。
これで二度寝したら「アホ」である。

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