北陸の次は北海道!
北陸新幹線の開業についての話題がますます盛り上がってきているこの頃ですが、
来年の今頃には同じことが北海道(特に道南地区)で起きそうですね。
もっとも、すでに同地域ではH5系の試験走行が始まっていますし、
それに伴う寝台特急の運休の話題、北斗星など廃止へのカウントダウンの話題が
かなり注目を集めています。
◆特急スーパー白鳥はやっぱり廃止?
2016年春に訪れる北海道新幹線の部分開業に伴って当然のことながら、青森と函館を現在結んでいる白鳥号とスーパー白鳥号の動向も気になります。
これらの特急は大方の予想通り、「廃止される」という結論で間違いないようです。
その根拠となるのが「2015年1月15日に行なわれた定例記者会見」の内容です。
会見の中でJR北海道の島田修社長は
「785系電車(全37両)を789系で置き換えて引退させる」
という方針を明言したそうです。
トラブル続きだったJR北海道では車両の更新の目安を30年としたそうで、
785系車両は今年で25年、4年後には29年ということですから
そこまでにすべて引退させることが明言されたということです。
さて、789系で置き換えということですから、当然ながら
「スーパー白鳥用」であるということになります。
総両数も40両ということですからほぼ同数あるのです。
車齢も12年ほど若いですからまだまだ大いに活躍できることでしょう。
キハ183系はもっと古い
ちなみに、もっと車齢が古いキハ183系気動車についても
大半をキハ261系に置き換える方針が示されました。
ということですので、こちらはスーパーとかち・スーパー宗谷とは別で新製車両が導入されるのでしょうね。
特急北斗に使用されることは間違いないでしょう。
新開発していたキハ285系でなかったところが残念なところですね。試験運用に限定されることが発表されました。
特急サロベツは?
ほんの一部残るとされているキハ183系は特急サロベツ号として残るのでしょうか。
それとも、サロベツはスーパー宗谷に統合されるのでしょうか。
今後に目が離せない状況が続きます。