関西~九州を結ぶ最後のブルートレインとなった、寝台特急なは・あかつき。
2008年に廃止となり列車としての役目を終えたあとにその中の2両であるオハネフ25-2209と、オハネフ25-206が、2009年に鹿児島県の阿久根駅に隣接する宿泊施設「あくねツーリングSTAYtion」として第二の人生を歩むようになりました。
ところが、今そこにあるのは雨ざらしのまま放置されている同車両。NPO運営元の解散に伴い、2014年、営業は停止してしまったのです。
このままブルートレインが朽ちていくのはあまりにも残念だ!
そんな思いでプロジェクトを立ち上げた方がいらっしゃいます。それは、四国の香川県善通寺市にお住まいで手打ちうどんの岸井うどん店を営んでいらっしゃる岸井正樹さん。
クラウドファンディングReadyforを活用して、車両購入と輸送費が自己資金で賄えない部分を調達して
「車両を香川県善通寺市に移設して、再び宿泊施設としてよみがえらせる」
プロジェクトなのです。
ちなみに、この「オハネフ25-2209」は国内で保存されているブルトレ客車の中でも唯一の「デュエット」なのだそうです。ご存じの方にはご納得頂けると思いますが、ご夫婦や友人と一緒に泊まれるちょうどいい宿泊、楽しい夜を部屋で過ごせる素晴らしい車両なのです。
それで、保存活動に関心をお持ちの方はぜひReadyforの該当ページをご覧になってみてください。↓こちらから!
阿久根で朽ちゆく寝台特急「なは」を救出!うどん屋夫妻の大挑戦
2019/2/2現在、100万円の大台に乗ったところ。
このプロジェクトの実現は可能なのでしょうか・・・・