1987年に発足したJRが2017年で30周年。
それを記念して10日間にわたるツアーが実施され、その一環として12月7日に「盛岡⇒仙台」間でE655系・和(なごみ)が走った。言わずと知れたハイグレード車両。お召し車両を組み込んで走ることでも知られている。
この手の企画列車は運転時刻がはっきりわからず、なかなかとらえるのが難しいという難点がある。
私達は最初、16:50頃に田尻駅に行ってみたが、ツイッターなどでもなかなか通過情報がアップされず、「このままいつまで待つことになるかなぁ」と思いながらの待機となった。
その時、ちょうど一ノ関駅を出るのが18:00ごろという情報をいただき、「まだ1時間以上の余裕がある」ということで先に夕食を済ませることに。と言っても、田尻より小牛田の方がお店の選択肢があるので小牛田へ移動。
一ノ関から小牛田まで、早ければ40分以内という計算で18:35頃に小牛田駅に行ってスタンバイ。駅員さんにお尋ねすると、19:02に3番線で、到着して一旦停止後、まもなく出発となると教えていただけた。
もし、田尻駅で迎えるとなると目の前を通過していく姿の撮影となるだろうが、小牛田は停車する時間がわずかながらあることがわかり、「移動してきてよかった!」とつくづく実感。
さて、2番線から撮影することも考えたが、小牛田どまりの東北本線普通列車が折り返しで仙台行きとなるため停まったままになることが分かったため3番線へ。
それにしても、近くで見ると確かに高級感が感じられるハイグレードな車両だった。よく知らない人であれば、色だけ見て「これがあの、ななつ星?」なんて言うこともあるかも・・・と、内心思いながらの観察。
列車は、電子ホーンを鳴らして出発。宿泊先となる仙台へと先を急ぎ、JR30周年ツアーそのものは次の日、現美新幹線で仙台から続けられた。