急行みさき号の簡単な解説
◆ 房総半島の循環列車として1972年3月から1975年3月の3年間活躍した急行みさき号。外回りで4本設定され、同時期に活躍した内回りの急行なぎさとともに特色ある列車としての印象を残した。しかし、全国的にも循環列車の需要は続かず、系統分離が行われ、急行外房、急行内房へと再編されることにより消滅した。
基本的には7両編成をベースに、土~月を中心に10両編成に増車して運転していた。そのすべてが、グリーン車1両も含め自由席だけで構成されていた。
循環の外回りコースを詳細に記すと、新宿・両国⇒勝浦⇒安房鴨川⇒館山⇒両国・新宿で、起点終点の可能なパターンすべてを実現した4列車となる。