皆さま、愛称別トレインマーク事典をご活用いただきまして本当にありがとうございます。
純粋に事典代わりにご活用してくださっている方々が多いかと思いますが、実際にはそのほかにもいろいろな使い方があることを「利用者の皆様」からお聞きすることがあります。
多いのはツイッターやフェイスブックのアイコンに使われる方、そしてYoutubeの動画にヘッドマーク画像を挿入したいという方。
いずれもお問い合わせいただいた方にはほとんど承諾(クレジット表記・リンク付きにて)させていただいています。
手芸材料としての活用も!
初めてお聞きして「へぇ~、なるほど!」と思い、しかも高い完成度で驚かされたのが、「ヘッドマーク・タペストリー」の手作り。
この素晴らしい作品の作者は、「鉄道手芸部はじめました」と語る鞍田恵子さん(instagram : @kurarata)です。
私どもは手芸のことについては全く無知なため、どれくらい素晴らしい技術なのかは何もコメントできないのですが、ただ一目見ただけで「これ、飾りたい!」と思うような、文句なしにおしゃれな鉄道グッズとなっています。
※ 画像提供:鞍田様ご本人
お部屋に可愛い存在感!
鉄道グッズを飾る! なんていうと、オタクっぽい感じになるんじゃない? とお思いでしょうか? でも見てください、この自然な溶け込み方。男性にも女性にも喜ばれそうな素敵なタペストリー。
これは刺繍(ししゅう)というアイテムが持つあたたかく柔らかな雰囲気がもたらすテイストなのかもしれませんね。
そして、ヘッドマークそのものだけでなく、さりげなく飾られた「フサフサ」や「ひも部分」も可愛いのでより一層溶け込みやすく、ウッディーな壁やナチュラルなお部屋にもしっかりマッチします。
制作の手順も紹介されています
おそらく、刺繍糸の色選びも慎重に行われていることと思いますが、そのあと【1】背景色の水色部分を丁寧に刺繍なさるところから始まっています。
【2】次に「雷鳥」の列車名(漢字)の部分ができています。フォントの再現が驚くほど忠実で驚くばかりです。
【3】パッと見には違いが分かりづらいですが、白い刺繍糸でしっかりと雪山・鳥・漢字の縁取りが縫われています。ベースの布が白いからと言ってそのままではないんですね(笑)。
【4】そして、山肌が出ている部分、鳥の羽先、首筋の斑点、そしてL特急マークの部分などの、色の濃い部分が出来上がっています。
あらためてじっくり工程を拝見して、とっても緻密で丁寧な作品だと感じますね。そして、その作品作りに愛称別トレインマーク事典(当サイト)がお役にたてていることを知り、本当にうれしく思っています。
その他・鞍田様の作品の一例
他にもたくさん作っていらっしゃって、「すごいハイペース!」と感心するばかりですが、いろんなバリエーションは鞍田様のインスタのページをご覧いただくとして、ほんの一例をご紹介します。
鞍田様ご本人がおっしゃっていましたが、ブルー系がお好きだそうです。確かに、雷鳥・やまばと・北越・白鳥・・・あ、どれもブルー・ベースだ!と気付きます。
写真の北越のヘッドマークはブルーの濃淡が美しく、白が加わることでよく映えるデザインになっていますね。このマークにおいても丁寧な仕上がりを拝見することができます。
とはいえ、いろいろなカラーが加わったデザインのものも作っていらっしゃいます。
たとえばこちらの急行ニセコ号のマーク。ライトブルーは空の部分に少し含まれていますが、山肌から山麓まで暖色系のデザインです。
これもなかなかいいですね~。そして、下の両サイドについているぼんぼりがまたとっても可愛いですね~。
こうしてみると、手芸の分野でのいろいろな工夫、手法があってどんどん広がりを見せそうですね。関心をお持ちの方はどうぞ鞍田様のページでもっといろいろ出されていますのでご訪問なさってみてくださいね。フェイスブックでも公開なさっています。
愛称別トレインマーク事典の活用法募集!
いかがでしたか?
こんな活用法があるんだなぁって、私たち日本海ファクトリーのスタッフも驚きでしたが、もしかしたらまだまだ「目からうろこ」な使い方があるのかもしれませんね。
アイデアがおありでしたらぜひ教えてください。
フェイスブック:https://www.facebook.com/kazumi.matsubara.54
ヘッドマーク・タペストリーの展示が10/14から1週間!
詳しくはこちらのページをご覧ください。
https://www.facebook.com/tenjishitsu.TurausHolz/photos/gm.466409937075799/1563460387049423/?type=3&theater