先日、開業して2か月弱経過した北陸新幹線を見てみたいと思い、北陸地方を旅行してみました。
「利用者が少なくて、こんなんで大丈夫?」
などというささやきが聞かれたりしていましたが、確かに乗車率の点ではかなりの余裕が感じられたというのが正直な感想でした。
でも、JRの発表では「想定通り」ということでしたので、十分な余裕があるキャパシティーがこれから将来的に活きてくることに期待したいところです。
糸魚川駅にて
そんな北陸新幹線でしたが、私が訪問したのは糸魚川駅です。(上の写真は海側)
午後7時台ということで、閑散とした時間帯に入っていたこともありますが、新幹線のホーム上も、糸魚川駅・駅前(北口・南口とも)もそれほど多くの人を見かける感じではありませんでした。
多くの方の要望を受けて一部が移設保存された赤レンガ車庫が南口を出た右側にあって、その奥にはキハ52形気動車がいるのですが、この時間にはすっかり柵の中。姿が見えるだけで近づくことはできませんでした。
一方で、在来線ホームでは新潟駅からJR東日本の直通快速列車が到着したこともあり、少し人でにぎわいを見せましたが印象としては「一時的賑わい」程度のものでした。
ちなみに、車両は485系3000番代が今なお使用されており、特急運用をすべてE653系に奪われた同車両の最後の花道といったところでしょうか。この車両をこうしてみられる期間もそう長くはないような気がしますね。
閑散としていたからこそ立ち寄ってみたセブンイレブン・キヨスク
この人ごみとは程遠い、静かで整然とした糸魚川駅校内でゆっくりとこの駅の様子を眺めていて目に留まったものがセブンイレブン・キヨスクでした。
そういえば、昨年の3月末にJR西日本のプレスリリースで「セブンイレブンと提携してキヨスクをリニューアルしていく」という発表がなされていたのをふと思い出したのです。
まさに、この看板そのものではありませんか。どう見てもセブンイレブンのマークとキヨスクのマークですね。いりぐちの自動扉の上に燦然と輝いています。
従来型のキヨスクとは何が違うの?
まずはやはり「売り場面積」でしょう。
なんとなく、今までのKIOSKは一坪くらいのスペースで、中におばさんが一人いて全部の商品に手が届く! というイメージでしたが、セブンイレブンKIOSKはこんな感じでずいぶん印象が違っています。まぎれもなくコンビニのスタイルです。
店先にかごが置いてありますから、お客さんが店内を歩いてかごに入れて、レジで購入するような方法で購入することができます。
もっとも、一般的なコンビニと比較すると面積が広くはないので
商品数はかなり少なくなり選択肢が減っているわけですが、それがむしろ商品選びの時間短縮にもなり、効率アップになっていると思います。
さて、わたしが一番感じた従来型KIOSKとの違いはサービス。
コンビニなら当たり前となった「温めますか?」の問いかけが、
キヨスクと名のつくこの店で聞かれるとは驚きでした!
まとめると・・・
そんなかんじで糸魚川駅のセブンイレブン・キヨスク、サービス向上で好印象でした。
きっとこれから増殖していくと思いますが、とっても楽しみですね。