8/16~8/18にかけてのトランスイート四季島のツアーは、営業運転としては初めてのコース。
東日本の旬・2泊3日コースでした。
北上線を通って秋田県湯沢駅に行ったり、陸羽東線を通って宮城県・鳴子温泉に行ったりと、新たな魅力が伴うツアーだったようです。
この夏の東北は「やませ」の影響で雨の多い肌寒い日が多いのですが、そんな雨の中を行く四季島もなかなか魅力的でした。
まずはそんな動画から!
【陸羽東線:岩出山~西大崎】
鳴子温泉駅での四季島
◆ラウンジカー「こもれび」
シャンパンゴールドで統一されたボディーカラーの四季島ですが、遠目に見てもひときわ目を引く部分があります。それがこの艶めくブラックの乗降口を持つラウンジカーです。
すべての乗客はこの部分から乗り降りするので、この「一目見てわかる扉」は大きな意味を持っています。
くつろぐことのできる、とてもゆったりとした温かな雰囲気のスペースで、ウッディーなカウンターもそんな雰囲気の演出に陰ながら貢献している印象です。
一方で、内壁は木目とは対照的にアイボリーの素材が用いられています。とはいえこちらも色合いとしては温かみがあり、全体としての統一感は十分に感じられます。
以前、寝台特急のカシオペアとトワイライトエクスプレスのインテリア・コンセプトを比較して「先進的」vs「温かさ」と評した方がおられましたが、この車両においてはそのあたりが上手に融合している印象を受けます。
こちらはラウンジカーに置かれているメモリアルブック。おそらく乗客の方々が旅の思い出をつづっていくためのものと思われます。とても分厚いので、これまでのツアーで乗車したそれぞれの人がしたためてきた「人の数だけある思い」を読みふけるのも楽しいかもしれませんね。
ところで、このメモリアルブックが置かれているところは普通のテーブルではありません。
まるで暖炉のように見えますが、もちろん火はついていないと思います。いい感じで作られていますよね。暖かい印象に一番貢献しているのは、実のところこの暖炉(?)なのかもしれませんね。
この後も、少しずつこのページに写真を追加していく予定です。
お楽しみに。