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元・秋田新幹線こまち用E3系R編成の現状・・・現美と足湯と原形と。

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鉄道コラム

新幹線のジョイフルトレイン

◆ベールを脱いだ現美新幹線

先日、1月5日に東北新幹線のいつもの試運転コースで試運転し、そのベールを脱いだ現美新幹線
現美新幹線ダイナミックに描かれたデザインのラッピングが、これまでにない車両であることを鮮烈に印象付けてくれました。これ、蜷川実花さんのデザインでしたよね。

この車両、大半の方がご存知かと思いますが、
元・こまち用のE3系・R19編成です。
1両を除き、神戸の川崎重工の工場に一旦送られて
必要な改造処理を受けて、先月仙台に戻ってきていました。
(仙台帰還の様子はこちら、Noriyukiさんのブログが参考になります)

この現美新幹線「GENBI SHINKANSEN」は今年の春ごろデビューということですので、
もう間もなくです。楽しみですね。
走る区間は上越新幹線の越後湯沢~新潟、れっきとした新幹線区間です。
こういった、ダイヤの余裕のある区間では面白い取り組みが見られて本当にいいですよね。

◆先輩格の“とれいゆつばさ”

とれいゆつばさ営業運転初日早いもので、登場からもう1年半経過したジョイフル新幹線が、山形新幹線区間を走るとれいゆつばさ号です。新幹線とはいうものの、線路幅以外は在来線企画の区間でのみ活躍しています。
それもそのはず、この列車のアピールポイントは足湯ですので、あまりの高速で運転するとお湯があふれるなどの支障がありそうです。
さて、この車両はR18編成、つまり元・こまち号としての1本先輩編成ですね。改造を受けたのは外観寄りも内装中心ですので、カラーリングの変更以外はこまち時代の面影を色濃く残しています。

オリジナルのE3系R編成は・・・

元々26編成あった、こまち用のE3系R編成ですが、その大半は解体済です。
とはいえ、まだ完全に消滅したわけではありません。
東北新幹線区間で今なお増結用の運用を中心に残されているR21&R22編成がまだ活躍中です。

E3系R20編成その一方で、動向がはっきりしなかったR20編成についてはすでに引退が決定している、または今頃は除籍済みかもしれないと言われています。

現役が2編成ありますので、部品調達用として計画されているのかもしれませんね。
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E3系の他にも、そろそろE2系J編成やE4系MAXなども廃車が加速しそうな時期に入っていますので、
今後の動向が気になるところですね。

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