これは使える!名寄高校駅
2022年3月のダイヤ改正の情報がJR北海道から出ました。
JR各社、かなりの減量ダイヤ改正になっている中でJR北海道はなかなか健闘している印象です。
まず注目したいトピックは、東風連駅が北に約1.6km移転して開駅となる「名寄高校駅」。
※参考:【コラム】「名寄高校駅」誕生に思うローカル線を生かす方法
駅から名寄高校まで200Mと、学生さんたちにとって(教職員やほかの関係者にとっても)ものすごく便利になります。
そうなると、気になるのが列車が実際に運転されて停車する本数なのですが、以下の表のとおりです。十分に期待に応えてくれるものではないでしょうか。
下りの最終列車なんて、だれが乗りますの?という感じですが、とにかくそれくらい積極的な設定です。列車本数を増やすわけでなく増収増益になるなら素晴らしいことですよね。 大容量モバイルバッテリー◆ANKER◆サイズ各種
ロイズタウン駅!将来的に観光列車にも期待。
学園都市線(札沼線)の末端部、新十津川駅方面が廃止されて寂しい話題が先行していた近年のこのエリアで、久々に華々しい話題を耳にすることが出来ました。それがロイズタウン駅の開業です。
合計75本の列車が停車します。この駅を通る列車の本数が84本ですから9割ほどが停車する計算であり、1面1線の駅としてはかなりの頑張りでしょう。従業員の利用を想定することに加えて、将来的には工場見学ツアーの観光列車なども期待できる、それだけの集客力があると思います。
というのも、わが日本海ファクトリーは宮城県大崎市に事務所を構えているのですが、大崎市は旧・岩出山町時代から当別町との姉妹都市であり、その関係で陸羽東線・池月駅近くにある「あ・ら・伊達な道の駅」においてロイズショップが営業しています。その賑わいは東北の片田舎の道の駅とは思えないほどのもので、人気のほどを知ることが出来ます。 余談ですが、試食も時々ありますよ。
時間短縮で便利になる各線
もう一つの明るい話題は時間短縮で便利になることです。
もっとも、これには新型車両H100系の導入が関係しているため旧型車両ファンとしては寂しく感じる一面もあるのですが、地元の利用者にとっては喜ばしく歓迎すべきことだと思います。
例えば、新得~帯広で平均7分短縮とのことですが、約1時間の所要時間だったところを7分短縮ってすごくないですか?電気式ディーゼル、すごい!と本気で思いました。
帯広~池田で4分(従来は30分弱)、白糠~釧路で3分(従来は30分強)の短縮だといいます。これによって列車の連絡乗り継ぎが1本早くなる部分もあるようで、喜ばしいことです。