釧網本線の簡単な解説
◆ 釧網本線はJR北海道の東部路線で、釧路と網走を結ぶ路線として営業されている。釧路側の分岐点は根室本線・東釧路駅。ローカル線ではあるが沿線には数多くの観光資源がある。
釧路川を中心として広がる釧路湿原は広大な自然を満喫できるエリアとして高い人気を誇り、「釧路湿原ノロッコ」号が運行されている。
もう一つの大自然の観光資源と言えば「流氷」だ。「流氷物語」号という列車が2月を中心に運転されるのが恒例行事となっている。浜小清水駅または北浜駅にて駅のホームから流氷が広がる景色を見ることができるのはこの上ない贅沢体験と言えるだろう。
快速しれとこ号から愛称変更して今も走る列車が快速しれとこ摩周号だが、観光エリアを盛り込みすぎな印象の愛称だ。とはいえ、インバウンド需要などを考えると、それくらいわかりやすくしてあげることも必要なのかもしれない。「知床半島」・「摩周湖」、どちらも道東を代表する観光スポットである。
過去には摩周&川湯温泉足湯めぐり号という列車もあった。川湯温泉・摩周温泉それぞれの足湯を楽しむ時間を設けていたユニークな列車だった。
豪華列車が釧網本線を走る!~THE ROYAL EXPRESS~
2020年8月28日~31日にかけて、「THE ROYAL EXPRESS ~HOKKAIDO CRUISE TRAIN~」と銘打ち、東急が運行する伊豆急行2100系8両編成のうち2・3・7号車を除く5両を、JR北海道のディーゼル機関車2両で牽引し、電源車を加えた編成で北海道を広くめぐる。その中の一つに「釧路・知床」エリアも含まれており、釧網本線・知床斜里駅にも立ち寄る。
釧網本線のデータファイル
運転区間:網走~東釧路 166.2km
使用車両:キハ54系など
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