【1985年6月】北陸・信州・木曽路~中3修学旅行~ | ページ 3 | 列車データ館
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【1985年6月】北陸・信州・木曽路~中3修学旅行~

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修学旅行3日目

この日は白馬近郊の選択行動の一日。

枚方三中のこの学年は9クラスあり、総勢400名ほどのマンモス校。
それで、班ごとに行き先の希望を取り、分散するように計らって
白馬周辺エリアの幾つかの博物館や記念館などに出かけることになっていた。

どんな選択肢があったか、全部は覚えていないのだが、
酒蔵がどうとか・・・それに美術館関係もあったような。

その中から僕たちが選んだのは大町市にあるエネルギー博物館だ。
僕らはバスに乗り白馬駅の前を通り抜け、現地に向かった。

エネルギー博物館は、静かな森の中にある素敵な場所だった。
一番印象的だったのはプラネタリウムで、本当に感動的だった。
喜多郎作曲のオリジナル曲がBGMに使われていてスペシャル感たっぷりだった。

それから、館内の端と端に大きなパラボラアンテナが向かい合って設置され、
離れているのにお互いに会話が出来たのも面白かった。

さらには、ソーラーパネルや黒部渓谷のトロッコの話など、十分に楽しめた。
僕はおみやげに、色の変化で気温が分かる液晶温度計を買って帰った。

ロッジにふたたび戻る時、白馬駅に165系電車が留まっているのが見えた。
鉄分に飢えた心をちょっと潤す一瞬のよろこび。

ロッジに戻り、夕食までの少しの時間は、修学旅行らしく「おみやげタイム」。
信濃森上駅近辺の何軒かのお土産やさんに行くことに。

このたびはクラスのみんなと行くのだが、駅まで何の迷いもなく、
先生より前を歩いていた僕のことを、みんなは不思議に思ったかもしれない。
初めて歩くはずの道なのだから。

僕はもちろん、信濃森上駅にも立ち寄って、2種類の硬券切符を記念に購入した。

おみやげもろくに買わず、大満足して僕はロッジに戻っていった。

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