今年、2017年はJR発足30周年というメモリアルイヤーです。
そのことを記念してJR7社共同企画の「24の列車で繋ぐ じっくり日本列島縦断10日間」というスペシャルツアーが企画され、近づく12/5上野発~12/14東京着で実施予定です。
さて、そのツアーのトップを飾る列車が青森行きの寝台列車カシオペア。おなじみのE26系客車を、JR貨物のEH500金太郎が牽引(仙台あたりまで?)することになっています。
EH500金太郎&E26系夢のコラボ、登場!
そして、その運転に先立って昨日、11/22(水)に試運転が行われました。日本海ファクトリーの特派員さんが向かったのは東仙台信号場近く。13:43頃、EH500金太郎の21号機がシルバーの車体のE26系カシオペアを牽引して到着しました。
どうやら予定されていたより少々遅れての到着だったらしく、そのおかげか、
気になるのはやはりヘッドマークの存在ですね。EH800を使って北海道に渡ったカシオペアの時にはヘッドマークが装着されることを願うファンの思いむなしく、HMなしの運転となってしまいましたが、今回は30周年記念イベントということでどうなるのか。
カシオペアのヘッドマークあるいは30周年を記念するHMが別途用意されるのか、注目してみたいですね。
EH500金太郎&カシオペア試運転列車が帰路へ
仙台にやってきたのもつかの間、20分ほどの間に機回しを行ない、その後14:05ごろ再び南下を始め、カシオペアの所属の尾久へ家路に向かって行きました。
さて、今回はJR貨物も含めた7社協力でのイベントで実現するコラボレーションですが、これを機に協力関係を築いていけるといいですね。E26系客車はまだ車齢が若いですが、牽引機はEF81などでかなりの年数に達していますから、貨物機のレンタルは今後に影響を及ぼすことになるでしょう。
客車列車・夜汽車の香りを後世に残してくれることを願っているファンはとても多いと思いますし、その希望の灯になることでしょう。
ヘッドマーク付き予想画像を最後に。
いかがでしょうか。御覧のとおりの合成写真です。でも、やっぱり実現してもらいたいですね。EF81-95などでもすでに見られるように、赤い機関車にカシオペアのヘッドマーク、よく映えます。
それでは12/5を楽しみにしましょう!
ちなみに、夕方上野駅を出発ですので、明るい写真を撮れるところはかなり限られます。どうぞご注意くださいませ。