偶然見られると嬉しい車両、そんな印象が強い「新幹線検査車両」。
そうです。ドクターイエローやイーストアイなどです。
JR東日本の検査車両の方がイーストアイですが、
この車両は1編成しかないということで、全検に入ってしまうと軌道検測が出来なくなってしまうのでは?という素朴な疑問が起こってしまいます。
実は、以前はE2系N21編成に926-13という軌道検測車両を組み込めるようにされていて、これが代役を果たしていたのですが、ちょうど1年前のこのサイトの記事でご紹介したとおり、その両車とも廃車となりましたので代役がいないことが心配されていました。
【鉄道ニュース】E2系N21編成が廃止前提で移動?
*******************
ちょうど今、その「イーストアイ」の全検中だということで、
どうなっているんだろう? と思う人もいるのではないでしょうか。
では、本当にイーストアイの代役がいないのでしょうか?
そうではないようです。
なんと、営業用車両であるE5系(U28編成と思われる)やE7系(F10編成と思われる)、H5系(H1編成と思われる)などに検測機能が装備されているそうなのです。
イーストアイが担当する新幹線の路線距離もかなり長くなってきましたから、代役を何編成かに分散することはとても大切ですね。
ちなみに、九州新幹線でも営業車両である800系新幹線の一部に検測機能を装備しているそうですよ。