先日、プレスリリースを見ていますとJR北海道からかなり興味深い記事が出ていました。
と申しますのも、週末の夜の時間帯に新たに快速列車を設定するというのです。
この臨時快速列車、いったい何がすごいって、表定速度が半端でないのです。
表定速度というのは駅の停車時間も含めた平均スピードといった感じのものですが、
旭川から終点北見までの所要時間を特急オホーツク3号と比較した場合にその差はわずか4分。
しかも、その少し前の留辺蘂駅で比べると、なんと特急より1分早い!
でも実は旭川~上川間では9分遅いということを考えますと、
走る際の最高速度は限られていて、停車駅と停車時間を絞ることが功を奏している様。
こうして考えますと、使用車両は快速きたみ号と同様のキハ54でしょう。
さて、この列車の設定は週末3日間です。
金曜と土曜はある程度需要を見込めるかもしれませんね。
今後のJR北海道のサービス向上への試金石となるかもしれません。
その昔、急行利尻や急行大雪が果たした「最終列車」の役割を思い出しますね。夜中の1時や2時でさえ降りる人たちの姿を・・・。
いえ、今回の列車はそこまで遅い時刻ではありませんから十分利用者が見込めると期待したいものです。