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特急エーデル丹後号の簡単な解説
◆ 臨時特急エーデル丹後号。登場年は1988年。福知山線及び山陰本線の城崎以南の電化開業に伴って登場した特急北近畿号に併結する形で週末を中心に運転し、そのまま乗り換えなしで天橋立方面の観光地へと行ける、当時としては画期的な列車だった。動力方式は和倉温泉への特急ゆぅトピア和倉+特急雷鳥と同様でぶら下がり式だった。したがって大阪~福知山間の列車番号の末尾はDではなくMとなっていた。
それまで京都駅からは特急あさしお号が直通していたが、大阪からの直通列車はなかった。現在では、再びその設定はなくなっている。この愛称に含まれる「丹後」というと、急行丹後を思い出される方もいるだろう。しかし、急行丹後は京都発着、エーデル丹後は新大阪発着ということで愛称によるつながりはない。
同形式を使用して設定された列車に特急エーデル鳥取・エーデル北近畿号があり、後には急行だいせん号にも使用された。
◆特急エーデル丹後号のデータファイル
【登場時:1988年7月16日】
特急北近畿1往復にキハ65形を併結して、特急エーデル丹後としてが大阪~天橋立に新規設定。
【1996年3月16日改正】廃止。大阪~久美浜の特急タンゴディスカバリー号に役割を譲って消滅。
◆お役立ちサイトご紹介
・ 【鉄道模型製作用参考写真集】・・・編成単位ではなく、1車両ごとのサイドビューをとらえた写真集。大きな画像データなので細部に至るまで見て確かめることができる、非常におすすめのサイト。 ●キハ65系 エーデル丹後
・ 【以久科鉄道志学館】・・・おすすめのコラムです。 ●過渡期のスタイル~~改造気動車特急「エーデル」シリーズ