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寝台特急エルム号の簡単な解説
◆ 上野~札幌を結んでいた臨時寝台特急エルム号。人気絶大だったブルートレイン北斗星号の多客期の補完用として登場した列車だ。北斗星とは対称的に開放型B寝台のみの編成だったため、豪華さを売りにしていた北斗星の愛称を与えるのには違和感があり、エルムという別名称が与えられたようだ。
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この同じ区間の寝台特急にはいろいろな変遷があったが、2007年をもってエルムの設定はなくなり、臨時特急らしくひっそりと消えていった。大半が9両編成、時期によって7両~11両の客車(+カニなど)で運転されていたことから、ある程度の需要は維持していたものと思われる。
◆臨時寝台特急エルム号のデータファイル
【登場時】1989年7月21日
・ ●運転区間:上野~札幌 運転本数:1往復(臨時) 使用車両:24系25形
【1993年10月1日~17日着】エルムの最長編成の日々はこの期間。(11両+カニ)
【2006年8月14日着】この上り列車を最後に設定がなく、事実上の廃止となった。