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特急いなば号の簡単な解説
◆鳥取~米子間という、鳥取県内の二大都市を結ぶ短距離特急として1996年から1997年にかけて設定されていた特急いなば号。これは、時を同じくして廃止となった特急あさしお号(山陰本線・福知山電化時)の末端区間を残すためのもので、純粋な新規設定ではないようだ。
この愛称は寝台特急出雲2・3号の前身である東京~米子間の寝台特急いなば号が先代であり、その列車が愛称変更されてから約17年半の歳月が経過して昼行列車として復活した愛称である。
しかし、智頭急行線経由の列車の愛称を特急いなば号とすることになったため、既存の特急いなば号を特急くにびき号に統合した。まさに転身に次ぐ転身の愛称だと言える。
(画像提供:kogane-turbo様)
◆特急いなば号のデータファイル
【登場時:1996年3月16日】
・ ●運転区間:鳥取~米子 運転本数:1往復 使用車両:キハ181系
【1997年11月29日改正】特急くにびき号に統合されて廃止。
【存在日数】623日
※参考
【2003年10月1日改正】特急スーパーくにびき号が特急スーパーまつかぜ号に改称。