伊予灘ものがたり号の簡単な解説
◆ 2014年7月26日から普通列車扱いの観光列車としてキハ47形で運行開始し、2021年12月27日まで活躍した初代伊予灘ものがたり号に続き、2022年4月3日からはキハ185系(3両編成)を投入した上で種別を特急に格上げした「特急伊予灘ものがたり」号が走っている。
これでキハ185系の「特急・・・ものがたり」シリーズが3つ揃ったことになる。
⇒ 四国まんなか千年ものがたり ⇒ 志国土佐時代の夜明けのものがたり
特急としての運転形態は、1往復目が松山~伊予大洲を午前中発で走り、午後にはもう少し距離を伸ばして松山~八幡浜で1往復設定されている。なお、それぞれにはサブネームが付されていて以下のとおりである。「大洲編」(伊予大洲行・下り)・「双海編」(伊予大洲発・上り)・「八幡浜編」(八幡浜行・下り)・「道後編」(八幡浜発・上り)。
※画像提供:KOGANETURBO様
人気の下灘駅は・・・
海が見える絶景の駅として高い人気を誇る下灘駅。時刻表を見る限りそこでの停車は無いように思われる。しかしながら、JR四国がこんな注目ポイントを無視して楽しみを奪うわけがない。つまり下灘駅での乗車・下車といった客扱いは行わないものの「運転停車」は行いドアも開かれるため、これまでと同様にホーム上での記念撮影などは行えるし落ち着いて海を眺めることもできる。
きさいや編って?
「つながるきずな、ひろがるいやし」
をテーマに2022年4月24日(日)〜12月25日(日)で開かれたイベント、えひめ南予きずな博。
そのフィナーレを飾る列車として12月24日、「伊予灘ものがたり きさいや編」が「すまいるえきちゃん」をあしらった特製ヘッドマークを掲出して運転された。なお「きさいや」とは愛媛県南予地方の方言で「来てください」を意味している。
※画像提供:植松繁 様
伊予灘ものがたり号のデータファイル
【登場時:2014年7月26日】使用車両:キハ47形2両編成
【2021年12月27日】ラストラン。
【2022年4月3日】キハ185系による2代目、特急伊予灘ものがたり号デビュー。