特急有明号◆データファイル(2024-02) | 列車データ館
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特急有明号◆データファイル(2024-02)

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特急有明号の簡単な解説

◆ 大牟田⇒博多を結ぶ列車として最後を歩んだ特急有明号。末期には早朝の上り列車1本だけの設定となっており、通勤客をおもな対象としていた。2021年3月の改正でついに廃止された。しかしながら特急有明といえば九州ではビッグネームの一つだった時代があり多くの人の記憶に残る列車だろう。

特急有明・485系非貫通型

特急有明・485系非貫通型

かつてはJR初の新型特急車両783系を使用してスーパー有明やハイパー有明という派生列車も登場するなど一大勢力を築いていた有明一族で、西鹿児島(現:鹿児島中央)行きのロングラン列車もあったが、特急つばめ号として系統分離されて規模が縮小の一途をたどり短距離特急となった。

2011年3月の九州新幹線鹿児島ルート全線開業までは門司港・小倉・博多など~熊本・水前寺ほかの設定だった。さらに時代をさかのぼると使用車両は485系を基本に、特急雷鳥特急にちりんなどと共通の583系の間合い運転も行なわれていたが、その後783系、787系へと移行。

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◆特急有明号のデータファイル

【登場時:1967年10月1日】
●運転区間:門司港~西鹿児島  運転本数:1往復  使用車両:キハ82系
【1970年10月改正】鹿児島本線全線電化により583系電車化。博多発着1往復増発⇒2往復。

583系特急有明

583系特急有明

【1972年改正】1往復増発⇒3往復。
【1975年3月10日改正(山陽新幹線博多開業)】エル特急とし10往復に大増発。。485系の使用を開始。
【1978年10月2日改正】イラスト・トレインマークの登場。
【1979年11月1日改正】ビデオ上映サービス(ビデオ特急)が登場。

特急有明・ビデオ特急ロゴマーク

特急有明・ビデオ特急ロゴマーク

【1980年10月1日改正】
・ 18往復に大増発(急行の総特急化)。博多~熊本間無停車の速達タイプ有明号が登場(2年で終了)。
【1982年11月15日改正】1往復削減⇒17往復。
【1984年2月改正】2往復削減⇒15往復。583系運用終了。7両編成に短縮。
【1985年】一部編成を5両編成に短縮。
【1986年11月1日改正】5両or3両の、超短編成化。一方、運転本数は10往復増発⇒25往復。
【1987年3月21日改正】DE10形ディーゼル機関車で牽引する水前寺発着列車登場。

【1988年3月13日改正】3往復増発⇒28往復。783系投入開始。スーパー有明号登場。
【1989年3月11日改正】783系でカフェテリア設置。3往復増発⇒31往復。
【 同年4月29日】オランダ村特急併結開始。営業列車での電車・気動車の協調運転は史上初。
【1990年3月10日改正】783系使用の18往復をハイパー有明とし、スーパー有明は消滅。

 

 

783系ハイパー有明

783系ハイパー有明

【1991年3月16日改正】1往復増発⇒32往復(最盛期)。
【1992年3月14日改正】オランダ村特急の併結終了。
【 同年6月1日】カフェテリア営業を終了。

鉄橋を渡る特急ハイパー有明

鉄橋を渡る特急ハイパー有明

【 同年7月15日改正】西鹿児島発着の14往復を、つばめ号として系統分離。ハイパー有明は廃止。
・ 有明号はすべて博多発着の18往復に。使用車両は787系1往復、783系11往復、485系6往復。
【1994年7月1日改正】783系に統一。水前寺乗り入れ終了。
【1995年4月20日改正】787系を本格投入。

787系特急有明

787系特急有明

【1997年3月22日改正】1往復をつばめ号に変更。
【1999年3月13日改正】下り25本・上り27本に。783系が再び運用に(15往復)。
【 同年10月1日改正】豊肥本線が肥後大津駅まで電化。水前寺・肥後大津発着列車登場。
【2000年3月11日改正】27往復に。再び787系に統一。
【2002年3月23日改正】下り1本増発。
【2004年3月13日改正(九州新幹線部分開業)】水俣・八代発着列車を廃止。
・ リレーつばめの設定との兼ね合いで有明号は下り16本・上り15本に。一部列車が武蔵塚発着に。
【2006年3月18日改正】光の森駅発着列車登場。
【2007年3月18日改正】15往復に減少。
【2011年3月12日改正(九州新幹線鹿児島ルート全線開通)】
・ 博多~長洲(下り3本・上り2本)、博多~熊本(1往復)となって存続。まとめ⇒下り4本・上り3本。
【2014年3月15日改正】 博多~長洲(下り3本・上り2本)となる。
【2018年3月17日改正】上り1本、大牟田⇒博多のみとなる。

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