特急イブニングウェイ◆データファイル(2025-6) | 列車データ館
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特急イブニングウェイ◆データファイル(2025-6)

特急イブニングウェイのポスター
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特急イブニングウェイの簡単な解説

◆ 仙台~小牛田・石越を結ぶ通勤需要の特急イブニングウェイ。2025年7月4日デビューで毎週金曜日に運転する予定となっている(8月15日運休)。全車指定席リクライニングシートの特急で、小牛田で石巻線・陸羽東線にすぐに乗り換え可能な設定となっている。指定席特急券の料金は「えきねっと」で「在来線チケットレス特急券(トク割)」を利用することで約半額となる。

下りのみ設定の2本で、途中停車駅は以下の通り。
● 1号:鹿島台、松山町
● 3号:鹿島台、松山町、小牛田、田尻、瀬峰、梅ケ沢、新田。

つまり、塩釜にも松島にも止まらないことにより、大崎市以北(+石巻方面)の需要に絞った列車となっている。

キハ110系レトロラッピング車両

使用されるキハ110系レトロラッピング車両

使用車両は快速ゆけむり号(仙台~新庄※)に使用されているレトロ風ラッピングのキハ110系リクライニングシート車で、ほぼ土日・休日以外に稼働する機会が少ない同車両の有効活用となる。しかし、国鉄時代などに一般近郊形車両で急行を設定すると「遜色急行」などと言われたのと同様、快速用車両で設定された特急が「遜色特急」として敬遠されてしまわないか、今後の動向に注目したい。

そうは言っても、キハ110系にはかつて特急用として作られた300番代が活躍した時代があり、その時の特急秋田リレー号以来のJR東日本の気動車特急となることから、話題性は高い。余談だが、300番代は秋田リレーとしての運用を終えたのち順次200番代に改造され、飯山線などに使用されている。また、観光用のおいこっとに改造された車両もある。

特急イブニングウェイのデータファイル

【登場時:2025年7月4日】 運転区間:仙台⇒小牛田・石越 下り2本(金曜のみ)

使用車両:キハ110系2両(レトロ・ラッピング車。リクライニングシートの全車指定席)

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