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ほくせつライナー号の簡単な解説
◆ 大阪~篠山口を結んだ通勤需要のライナー列車、ほくせつライナー号。「ほくせつ」とは摂津の国の北部を意味する略語であり、伝わりやすさの漢字よりも親しみやすさのひらがなを選んだのだろう。
福知山線の電化で特急北近畿号が走り始めたのが1986年11月。それから1年半ほどたった1988年3月改正で通勤需要にこたえる定員制の列車として同じ485系4両編成を使用して走り始めた。
休日運休でありながら定期列車の列車番号を与えられていた。ちなみに、1号車の半室グリーン車については締め切り扱いとなっていた。
1990~93年にかけては、朝の上り列車にエーデル北近畿用のキハ65形気動車が使用された様で、通勤をわくわくさせる存在だったのだろうか?と想像するだけでも楽しい。
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ほくせつライナー号のデータファイル
【登場時:1988年3月14日(月曜)】 運転区間:大阪~篠山口
・ 使用車両:485系(4両)
【1990年3月10日~?】キハ65形エーデル車両を使用開始(上りのみ)。
【 その間 】485系を183系に改造したものが投入されたと思われる。
【1993年3月18日改正】再び電車編成のみになる。
【2002年10月4日】最終運転。特急北近畿に格上げされて廃止。