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夜行普通山陰号◆データファイル

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夜行普通山陰号の簡単な解説

◆1975年~1985年にかけて「山陰」という愛称をつけて京都~出雲市(386.2㎞)を走った夜行列車。下りは11時間44分、上りは10時間15分で結んでいた(1980年)。この種の夜行普通列車に多いことだが、ある区間では最終列車、始発列車としての役割を担い、夜行列車としての役割に加えてローカル輸送にも貢献していたようだ。したがって利用率はある程度高い状態を維持していたと言われる。下り列車に関していえば、大阪発の急行だいせん号と福知山で接続し、先を急ぐという使い方もあったとか。

◆夜行普通山陰号の画像

夜行普通山陰山陰号は荷物車と寝台車を含む、旧型客車の編成で運転され、最後の1年だけ12系客車化され冷房車となった。その最後の一年はB寝台車(オハネフ12)の連結は継続されたものの、荷物車は廃止された。

この列車の源流は戦前から存在した京都~下関の817レ・818レにまでたどることができるが、寝台車を連結した列車に限って言うと1968年10月改正からの京都~出雲市を結んだ列車がルーツと言える。

 

◆お役立ちサイトご紹介

・ 【鉄道模型製作用画像】・・・編成単位ではなく、1車両ごとのサイドビューをとらえた写真集。床下機器にもご注目!おすすめのサイト。 ●客車点描-一般形客車 ●オハネフ12と普通列車・山陰

・ 【トレインブックス・国鉄型車両図鑑】・・・形式写真を専門に撮っていらっしゃる方のサイトです。斜めからのアングルで、前面や台車周りを含めてみることができます。 ●スハ43系 10系寝台

・ 【客車列車の旅】・・・時刻表が掲載されていますし、出発・到着時の案内放送の音声もあります ●サウンドコレクション・夜行普通列車「山陰」

◆夜行普通山陰号のデータファイル

【登場前:1968年10月】京都~出雲市を結ぶ夜行普通列車に寝台車が連結される。
【登場時:1975年3月】「山陰」という愛称が与えられる。
【1981年9月2日・1982年5月24日】それぞれ、綾部付近・和知付近での橋梁架け替え工事に伴い、東海道本線・福知山線の迂回運転を実施。EF58が牽引する姿が見られた。
【1984年2月1日改正】荷物・郵便輸送の廃止。12系客車化。1両の10系寝台車は継続。
【1985年3月14日改正】廃止。

◆夜行普通山陰号・ある日の編成

【DD51】
【マニ60】【スユニ61】【オハネフ12】【スハフ42】【オハ46】【スハ43】【スハ43】【スハ43】【スハフ42】

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この愛称別トレインマーク事典【データ館】は、鉄道を愛する皆さんやデザインが好きだという皆さんに喜んでいただけることを願って無料公開しているページです。

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