EH500金太郎とは
8軸&2車体連結の機関車として東北本線を中心とした貨物輸送と関門地区の貨物輸送に活躍している。金太郎という愛称を与えられている通り、力自慢の機関車でマサカリ担いだ金太郎そのままである。
EF210(桃太郎)と同様、ECO-POWERという文字も記入されていて、省エネを明言できるような車両として開発されたことがわかる。
※ 蛇足だが、トップ画像の112号機というものは存在しない。
EH500金太郎のデータファイル
設計最高速:120km/h 最高速度:110 km/h
歯車比: 16:82 (5.13)
全長:25,000 mm×車体幅:2,808 mm×全高:4,280 mm
車両質量 :134.4t
電気方式 :直流1,500V 交流20,000V (50/60Hz)
総出力:3,400kW(直流) 4,000kW(1時間)4,520 kW(短時間)
主電動機出力:565kW
駆動装置:1段歯車減速吊り掛け式
制御装置:VVVFインバータ制御 (IGBT)
【登場時:1997年】 製作:東芝
◆EH500金太郎の画像集
****仙貨編****
・この車両には大きく分けて4種類のタイプが存在している。まずは試作車の901号機。面構えを見ても、明らかに他のタイプとは異なっている。しかし、青函トンネル用に開発された新しいEH800型の形にかなりよく似ている。
2番目のタイプは量産車として作られた1・2号機の2両。前面の黒と白のラインがずいぶん太くなっていることが見て取れる。
3番目のタイプとなる3号機からは前照灯の位置がずいぶん高くなっている。このタイプは3号機から9号機までの7両である。
そこからさらに改良されて4番目のタイプが始まっている。その後も前照灯の大きさや所属地の必要にあった装備など、小変更は何度となく施されているようだが、ほぼ同様のタイプで収まっている。つまり、8割以上が4番目のタイプに属すると言える。
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