2014年最後の悲報?
・2015年3月14日ダイヤ改正の詳細が発表されてからというもの、
そこでの動きにばかり目が向いていてたところですが、
年末になって悲報が入ってきました。
長らくE2系の中でちょっと特別な存在として知られてきたN21編成が
廃車を前提として新潟に向かったそうです。
◆E2系N21編成とは
・そもそもN編成とは何かと申しますと、
ざっくり言って「長野新幹線用E2系車両」で8両編成、
「東北・上越新幹線用」のJ編成(10両)とははっきり区別されています。
ですがこのN21編成は2002年10月に長野新幹線用となるまでは
J1編成として東北・上越で活躍していた車両だったんです。
しかも登場時はJ1編成ではなくS7編成。
この「S」という文字から量産先行試作車なんですね。
外観においても、よく見ると細かな違いがいろいろとあり、
マニアの間では注目の編成だったというわけです。
◆N21編成がさらに特別である理由
・N21編成は、1号車と2号車の間に軌道検測車E926-3を組み込んで検測を行なうことができます。E926形(イーストアイ)の検査時など、使用できないときにE926-3をN21編成に挟んだ形での検測が行なわれます。
と、こんな風にちょっと特別な感じの編成だったのですが、老朽化の波には逆らえず、ついに廃車への道をたどるようになってしまったようです。
長い間、お疲れ様でした。