鉄道コラム

2017年3月4日ダイヤ改正を考察【JR北海道】

今年のJR各社のダイヤ改正は例年に比べるとおとなしい印象を受けます。
今年は新幹線開業もなく、毎年のように騒がれた夜行列車も、ほぼ無くしつくしたような状態だからでしょうか。
それで今回唯一話題豊富なJR北海道に注目してみたいと思います。

既報が多かったものの・・・

事前にかなりの情報が流され、サプライズはあまりないという予想でしたが、特急スーパー白鳥号に使用されていた789系0番代の投入が不透明要素でしたし、旭川発着となる道東・道北の特急たちのこと「区間短縮」としかわかっていませんでした。

さて、このサイト内のコラムで以前こんな記事を書いたことがあります。

【続報・2016/6/03】特急オホーツク・サロベツ・スーパー宗谷に来春大ナタ!

この中で、旭川発着特急と札幌直通特急を別の愛称にしてわかりやすくすることを希望していたのですが、今回のダイヤ改正においてはまさにそうした方向性での列車設定が行われました。

旭川発着となった特急大雪・特急サロベツと札幌直通の特急宗谷特急オホーツクなどを区別することで利用者にもわかりやすいと思いますし、今後もしも利用者の伸び悩みがみられた時に、「乗り換え乗車用の企画切符」を設定しやすくなります。

利便性の向上はどうか?

★指定席率アップとグリーン車

ライトグリーンの789系0番代が使用される列車を特急ライラック号として特急カムイ号と系統分離したのも良かったですね。グリーン車を含むライラックは「指定席割合が高い」ため、乗り継ぎ需要にこたえやすくなっていますし、座席の選択肢が広がったことを視覚的にもわかりやすくPRできます。カムイの方はモノクラス編成での都市間輸送に徹する体制となります。

ライラックはカムイの5両編成より1両長い6両編成。14往復が新規設定され、カムイの10往復と合わせて従来のスーパーカムイ(23往復)より1往復増えることになります。両数でいうと片道19両増加となります。一方で気動車特急の区間短縮がありますので差し引きすると微増といったところですね。

★旭川乗り継ぎ特急

話題になっていたことの一つは従来の札幌起点の特急設定から旭川乗り継ぎに変わることの不便さですが、冷静に全体を見ると「そんなに悪くない」ような気がします。まず、従来の特急サロベツが今後キハ261系を使用しての特急サロベツになることにより大幅な時間短縮を達成できます。

もちろん乗り換えをするのは面倒かもしれませんし、ずっと眠るわけにもいかなくなりますが、逆にこれだけ長時間の列車に乗るわけですから体を伸ばしたり売店に行ったりする余裕があることを喜ぶ人もいるのでは?と思ったりします。

いずれにしても、これらの列車たちが多くの利用者で賑わうのをぜひとも見たいと願ってやみません。

新幹線乗り継ぎ特急の高速化

特急スーパー北斗・特急北斗として合計12往復の定期運転が行われている函館~札幌間の特急ですが、183系を使用する特急北斗がまた1往復261系に変更されて残り3往復となります。

予想されたより順調な利用状況となっている北海道新幹線の利便性を高めるためにも、これは引き続き重点的に取り組む項目の一つなのでしょう。

というわけで・・・

経営状態が大変なJR北海道にしてはできる範囲で利便性確保を努力したという印象を受ける改正内容でした。

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