宮城県仙台市近郊の利府町にある新幹線総合車両所。
ここは、知る人ぞ知る交流電気機関車の楽園です。
ED71、ED75、ED77、ED78、EF71・・・。
はっきり言って、交流の電気機関車にこだわってこんなに展示しているのは、すごいことだと思います。
ED75、ED77、ED78なんて、見分けが付かないほど似た車両(派生車両)ですし。
ところがつい先日、ED78が姿を消したというのです。
どうやら、近々削減されるんじゃないかという噂が少し前から流れていたようですね。
それにしても、今回消えてしまったED78が、唯一の削減となればいいのですが、
この後、続々と消えてしまうようなことになったら残念ですよね。
上の写真は2010年に、まだ見学できたころに撮影したものですが、
今はロープが張られて立ち入り禁止になっていると思います。
そのままの状態では保存している価値も薄いと判断されるかもしれません。
とはいえ、東北の鉄道史を語る上で重要な役割を果たした車両たちですから、
何らかの形で保存していってほしいですね。