◆仙石東北ラインの開業まであと3か月半
先日第一弾のHB-E210系車両が到着していよいよ「開業準備の進展」を肌で感じられるほどになってきました。
参考:
被災地復興の象徴?HB-E210系「仙石東北ライン」車両到着!
被災地復興の象徴ともいえるこのプロジェクトが進んでいる様子を見て「なんだか明るい気持ちになる!」と語る人も少なくないようです。
◆HB-E210系・甲種輸送第二弾完了!
・本日2015年2月11日、配属先となる小牛田運輸区に第二段の甲種輸送列車が到着。いつもの様に金太郎さん(EH500型電気機関車)に牽かれてやってきました。
・前回も書きましたが、この車両は2両で1ユニットとなっていて、甲種輸送は4両送られてきていますから2編成が到着したということになります。片側(仙台・東京側)は養生シートによる覆面がないので、真新しいお顔がよく見えます。ブルーとピンクのカラーリングがこれまでの仙台近郊にはない斬新な印象ですね。
・一旦小牛田駅ホーム近くまで行った甲種輸送列車は、金太郎から切り離され、逆サイドにDE10ディーゼル機関車が連結されます。小牛田で普段から活躍する構内入れ替えのエキスパートです。
・それにしても、こんな風に先頭部分に作業員さんたちが2人も乗って動いている姿を間近でみられるんですね~。なかなか迫力あるシーンです。(石巻線の入れ替え作業はここで何度となく見ているんですけどね)。こうして松山町方向に一旦動いて、今度は小牛田駅の南東側に位置する基地エリアに入っていきます。
・さて、位置を変えて小牛田駅の東西自由通路橋からも見てみると、さっき到着した編成と先日到着済みの編成が同時にみられました。
・編成番号は、Cが付くそうで、すでにC-1~C-4編成まで到着しましたので、予定のC-8編成が揃うまでの半分まで来たことになります。
春のダイヤ改正には間に合いませんが、営業開始となる5月末が本当に楽しみですね。
◆仙石東北ラインに代わって姿を消すもの・・・
・それはこの4年近くの間「暫定的に(それでも大いに)活躍してきた」仙台石巻直通快速。小牛田経由で、しかも途中停車駅ゼロで石巻と仙台を結んできた列車です。でもその役目が終わり、姿を消すのは確実と思われます。ちょっと寂しい思いもするけれど、震災からの復旧が形となったことを意味してもいます。これまでの活躍を心に刻んで見送りたいと思いますね。