毎年、12月半ばになるとドキドキするあの日がやってくる。
そう、ダイヤ改正の発表日である。
今年もついにやってきた。
まず主だった話題をいくつか取り上げたい。
【新幹線関連】
はやぶさ、たにがわの増発、東海道ののぞみが1時間12本体制といったところ。
あと、みずほが長らく6往復維持のままだったのが2019年、2020年と1往復ずつ増発で8往復に。
【JR北海道】
「スーパー」をとりやめ、おおぞら、北斗、とかちのシンプルな愛称に戻る。
特急おおぞらにもキハ261系が投入され、当初は3往復に設定。
いしかりライナーが全停車化により消滅。エアポートが速達タイプの特別快速と快速の2本立てに。
【JR東日本】
特急サフィール踊り子デビュー。(スーパービュー踊り子は廃止)。
特急富士回遊を1往復増発。特急あずさの停車駅を以前の水準に近づける。
快速あいづの愛称が定期列車として復活。
高輪ゲートウェイ駅開業。
【JR東海】
池の浦シーサイド駅廃止
【JR西日本】
特急はるかに271系デビュー。全列車が9両化。
パンダくろしおの運用固定化。
丹波路快速廃止。
【JR四国】
一部列車の区間分割再編。
ローカル線の本数削減。
【JR九州】
特急かわせみやませみを臨時列車化。
長崎駅・浦上駅高架化。
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とこんな感じですが、私自身は「池の浦シーサイド駅廃止」が残念です。本当に絶景の、海を肌で感じられる駅でしたが、利用状況がこの結末を必然的にもたらしたということでしょう。青春18きっぷのポスターに採用されるような区間ですので、これからもここを通る時には池の浦シーサイド駅を思い出してあげたいものです。
もう一つは、さきの改正で大反発を食らっていた感のある特急あずさの通過駅。特に富士見・下諏訪の停車がずいぶん戻ってきたという話題。過去に富士見町民でもあった私にとって見逃せないニュースでした。スキーリゾートは下火とはいえ、避暑地としての人気は今なお高い八ヶ岳の玄関口ですから、必要だと思います。
あとJR北海道がドル箱路線の強化に着手している感じがいいですね。廃線の印象が強いですが、また経営体力を付けて行ってもらいたいものです。
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今回は新幹線開業のような大規模な改正ではありませんが、それなりに興味深いダイヤ改正となりそうですね。