鳴子温泉の冬の風物詩・・・四季島のいる風景
昨年から始まったトランスイート四季島の運転ですが、2泊3日冬のコースもまもなく2回目のシーズンを迎えます。今年最初の営業運転は12/8~10の計画ですので、その一週間前にあたる12/1~3にかけて試運転を行ないました。
もっとも、東北本線を中心としたルート上は冬に限らず走っていますので、今回の試運転区間の中でも重要な部分はやはり陸羽東線と言えるでしょう。
陸羽東線を通るということで忘れてはならない注目ポイントはやはり「非電化区間である」ということ。撮影する上で障害になりやすい架線や架線柱がないというのは本当にすっきりした写真を撮る上で大きなメリットです。
そして、動画撮影する方、音鉄と呼ばれるような方々にとってはディーゼルエンジンを響かせて走る姿を見られるのもこの区間の大きな特徴であり、ぜひとも目と耳の感覚を研ぎ澄ませて見守りたいものです。
小牛田駅で見られる珍光景
列車が小牛田駅に到着すると、必ず運転停車となります。それは非常に珍しい光景のひとつで、非電化区間から電化区間に入るためのパンタグラフセッティングのためです。駅構内で見られる機会の少ないシーンですので注目です。
鳴子温泉から小牛田方面へと戻る際は順光
写真をご覧になってお分かり頂ける通り、鳴子温泉から引き返して古川や小牛田方面に戻る際、太陽の光が順光になります。場所によって車体の左右どちらに日が多く当たるかが変わるので、例えば小窓が並ぶ側(写真に写っていない側)をメインにとりたい方は東大崎~西古川間などがおすすめですが、他の場所ですと逆側に日が当たりやすいです。
颯爽と去っていく姿も素敵ですね。普段見かけない10両もの長い編成の列車が来ると一般の方々でも目を奪われるようです(笑)。
以上、2018/12/03、トランスイート四季島・陸羽東線試運転のレポートでした。