トワイライトエクスプレスのボディーカラー
・深い緑と黄色の帯。日本海とそれに沈む海のイメージが織り込まれたこのボディーカラーは豪華列車のふれこみに恥じないたたずまいです。実際には黄色の帯にシルバーの細い反射テープのふちどりがあって、ほのかな輝きを増しています。これは運行当初からのものではなく2001年に行われた内外装のリニューアルの際に追加されたものだそうです。こうした落ち着きと華やかさの両面を併せ持った、全体としての調和と高級感は22時間にわたる旅への期待感を自然に高めてくれます。
後ろの顔
◆テールランプ
・24系改造の車両であるとはいえ、大幅なリメイクをした車両ですから見た目にもずいぶん違っています。そのひとつがテールランプ。縦長の長方形ランプに最初はちょっと違和感を感じたものですが、走り去る姿の余韻を長く感じられた時、そのランプが強い印象を残し、そのスタイルに好感を持ったのを覚えています。
◆リアウィンドー
・このリアウィンドーも大きな変更点のひとつです。最後尾にある展望タイプのスイートルームは「走り去る景色を二人占めできる空間」ですが、こうしてリアウィンドーを最大限大型化することによって一層魅力的な空間になったことは間違いありません。そして両サイドにある窓も合わせて5枚の窓のパノラマエリアなのです。トワイライトエクスプレスの一番の魅力だと語る人も少なくありません。まさにプラチナチケットでしたね。