大阪からではないものの、北海道入りする白鳥号の指定券を手に入れた僕だが、
それですっかり気が抜けて、続きの務めを忘れてしまっていた。
それは、札幌から稚内へと向かう14日の夜の急行利尻のB寝台。
そして、釧路から札幌に帰る17日の急行まりも号のB寝台券だ。
先ほどの、「切符を取るのは甘くない」という教訓を得て、
覚悟を決めながら鼻息を荒くして再びみどりの窓口に並んだ。
何となく急行まりも号は発売日だから取れそうな気がするが、
急行利尻号の方はすでに発売開始から3日経過している。
祈るような思いで、窓口の駅員さんに言った。
「8月14日の急行利尻・・・8月17日の急行まりも・・・」
「まず、急行利尻は・・・空いてますわぁ。上段やけど。」
??????
この「じょうだん」という紛らわしい言い方はやめてほしい。(特に関西だし)
空いているという冗談かと思いっきり戸惑ってしまった。
何はともあれ、取ることができた。
そして急行まりも は希望通りの下段寝台を確保できて一安心だった。
しかし、まだまだ安心はできない。
明日は翌二日続けて乗ることになっている18日の急行まりも号寝台券、
そして明後日は一番の山場! 帰りの19日北斗星のB寝台個室「ソロ」の切符だ!
8室しかないこのチケットを午前10時に取れるだろうか?