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【1987年10月】北半九州修学旅行へ~前半~

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鉄道旅行記

さて、この日僕たちが乗る新幹線は博多行きの「ひかり191号」。0系車両だ。
実を言うと、あと2本乗る列車を遅らせると「ひかり1号」だったが、ここは自制。
ちょっと昔の苦い記憶・・・6年生の時に先生に怒られた記憶を思い出し、

「ひかり1号に乗りたかったなぁ」とは言わないように思いとどまった。
でも正直な気持ち、100系車両には乗ってみたいとすごく思った。

さすが修学旅行だけのことはある。
時間までに全員集合し、ひかりに乗り込んだ。
牧野高校修学旅行生一行は一路小倉を目指す。

さて、鉄道ファン(特に客車ファン)にとっては、
新大阪を出てすぐのけっして見逃したくないポイント、
ブルートレインの館、宮原客車区がすぐ見えた。

すでに到着した、昨夜発の寝台特急あかつき彗星つるぎ、その他、
まだまだ現役バリバリの、あざやかなブルートレインの姿が。

そして、名脇役「14系特急形座席客車」も脇を飾っている。
いきなり訪れたワクワクのひとときはあっという間に飛んでいってしまった。

新幹線ひかり191号は、前述の通り0系車両だった。
当時のスタンダード、16両編成で、1両あたり約95人の定員である。
我が校は一クラス49人×12クラスというマンモス校。

2クラス分の生徒が1両に収まらない。
それに先生方、カメラさん、スタッフを含むと約7両を占拠していたことになる。
今さらながら、「修学旅行専用車」なんてのも見たかった気がする。
・・・ちなみに僕はいまだに修学旅行列車を見ることはあっても
「修学旅行」というサボや表示幕を見たことがない

このひかり191号は結構多くの駅に停車するタイプだった。
とはいえ、道中の時間はみんな思い思いの過ごし方をして、
気が付くともう小倉駅に近い、お昼前になっていた。

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