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【1986年8月】急行だいせんの旅~準備編~

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◆輪行袋とチケット調達へ。

さて、1986年7月28日。

僕は親父の車に乗せてもらって京都・向日市にある自転車専門店に行った。
岩井自転車という、本物の専門店だ。

ここで僕は自転車を入れる輪行袋とチューブラータイヤを数本購入。
そして、帰りに指定券をとるため向日町駅のみどりの窓口に行った。
緊張した面持ちで、学割証を片手に窓口に向かった。

「出発まであと10日やからなぁ。とれるかなぁ」と心配しながら、
「8月8日のだいせん5号指定席、大阪駅から松江駅まで」と言ったら、
すんなりと、いとも簡単に切符を取ることができた。

こうしてホッとした面持ちで家に帰った。
しかし帰宅後に、僕のポリシーに反する大変なことに気付いてしまった。

とは言っても、普通の人なら全く問題なく、むしろ便利なことなのだが、
急行券(指定席券)と乗車券が一緒になっていたのだ!

これでは、改札で乗車券を渡す時に急行券まで取られてしまう。
この当時、「記念に切符をいただけませんか?」と言っても断られるケースが多く、
それを最小限にとどめるため、改札で乗車券だけを渡して急行券は記念に残す!
という、僕のポリシーがあったのだ。

というわけで、その計画を実行するために僕は再び向日町駅に向かった。
今度は自転車で、強い追い風に乗って45分で到着した。

そして窓口で切符を乗車券と指定券に分けて発行してもらい、今度こそ安堵した。

ところが大変だったのは帰り道。
追い風の反対はまさしく向かい風。家にたどり着くのに1時間以上もかかった。

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