ー=◆ 総合索引はこちら ◆=ー

急行よねしろ号◆データファイル

・スポンサーリンク・
や行

急行よねしろ号の簡単な解説

一貫してキハ58系だった急行よねしろ

一貫してキハ58系だった急行よねしろ号

◆秋田~大館~陸中花輪(現・鹿角花輪)を結んで2002年まで活躍した急行よねしろ号。愛称の由来となっているのは、鹿角市から大館や鷹巣を経て能代に流れる秋田県を代表する川、米代川である。実際に米代川と並行して走る区間が長く、いたって自然な命名だったと言える。

車両はキハ58系を使用し、特急なみの車内設備とすべく車体更新を受けはしたもののキハ110系の投入は最後まで行なわれなかった。内外の差があまりにも大きく、外観の古さの印象をぬぐえなかったのがもったいなかった。

登場は1986年11月1日だったが、これは3代目。初めて登場したのは盛岡~秋田を結ぶ準急列車で1962年2月20日。急行格上げされたが1968年に「急行はちまんたい」に愛称変更されて一旦消滅した。

その後、1970年10月1日には急行みちのくの区間短縮によって仙台~盛岡~秋田を結ぶ急行を設定するに際し、【2代目】急行よねしろ号の愛称が登場。急行陸中との併結運転が見られた。この列車はその後、急行はちまんたい号を吸収したり、宮古・盛岡~秋田に区間変更されたりしながら1985年に快速格下げとなり、こんどは漢字表記の快速八幡平となった。使用車両が初代から3代目まで一貫してキハ58系だったことは、21世紀まで存続した急行列車としては注目に値する。

***画像提供:kogane-turbo様・歩王

急行よねしろ号のデータファイル

【準急デビュー:1962年2月20日】盛岡~秋田(花輪線経由)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【登場時:1966年3月5日】急行格上げ
【1968年10月1日】愛称変更により廃止。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
yoneshiro【1970年10月1日】仙台~秋田(花輪線経由)で再登場。
【1972年3月】宮古発着列車が登場。(急行陸中からの編入)
【1985年3月14日】快速格下げで廃止。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【1986年11月1日】秋田~陸中花輪(現・鹿角花輪)で再登場。
【2002年12月1日改正】廃止。無名の快速へ。

画像のご協力のお願い

この愛称別トレインマーク事典【データ館】は、鉄道を愛する皆さんやデザインが好きだという皆さんに喜んでいただけることを願って無料公開しているページです。

列車画像に関しては「資料」・「記録」としての意味合いで掲載しており、いわゆる「鉄道写真家」レベルを求めるものではありません。そうしたことを踏まえて「資料・記録」的価値あるお写真をお持ちの方でご提供いただける方がいらっしゃいましたら、大変ありがたく思います。お名前とともにご紹介させていただきます。ご希望でしたらリンクも掲示させていただきます。
※ 十分満たされている場合やほかの理由でお断りすることもありますのでご了承ください。
※ ご提供くださっている方々の中にはプロの方もいらっしゃいます。念のため。

保存

保存

保存

保存

タイトルとURLをコピーしました