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急行外房・急行そと房号◆データファイル

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急行外房号の簡単な解説

◆1982年11月15日改正まで新宿・両国~安房鴨川を結んでいた急行外房号。1975年に運転開始したこの列車は実質的に2代目であり、3年弱のブランクで登場したもの。165系電車を使用して運転していたが、いち早く総特急化が進んだ房総急行のひとつで、特急わかしお号に吸収されて姿を消した。

さて、時代をさかのぼると1972年7月15日まで運転していたもう一つの急行そと房も存在した。こちらの列車は「急行外房」の読み方の変更による混乱を解消するために表記変更したものだという。

準急として設定された1962年から1968年7月まで「外房」と表記されていたが当初の読み方は「がいぼう」で、急行格上げ直前の1965年10月から「そとぼう」と発音するようになっていた。

急行外房号のデータファイル

【登場前:1962年10月1日】準急外房(がいぼう)号として新設。
・運転区間:新宿・両国~安房鴨川  使用車両:キハ28系
・運転本数:4往復(うち2往復は安房鴨川から先、内房号となる循環列車)
【1965年10月改正】準急くろしお号から編入⇒6往復に(循環列車4往復)。
・同時に、読み方を「そとぼう」に変更。
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【登場時:1966年3月5日】準急外房から急行格上げ
【1967年10月~1968年6月末】
・ 循環タイプの4往復に、変更したもう1往復を加えて急行そとうみ号として分離。
⇒ 1往復だけに縮小。
【1968年7月改正】循環タイプを6往復に増発して吸収。折り返しも3往復に増発⇒9往復に。
・ 列車名表記を「そと房」に。
【1972年7月改正】特急わかしお号の新設で大半が特急格上げ。
・ 同時に循環型列車が復活したが愛称を急行なぎさ、急行みさきに変更し、一旦消滅。
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【1975年3月10日復活】
運転区間:新宿・両国~安房鴨川  運転本数:3往復  使用車両:165系
【1982年11月15日改正】特急わかしお号に格上げ⇒急行外房号廃止

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