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特急しらさぎ号◆データファイル(2024-02)

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683系しらさぎ号・新疋田 さ行

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特急しらさぎ号の簡単な解説

◆ 名古屋・米原~敦賀を結ぶ特急しらさぎ号。2024年3月16日の北陸新幹線敦賀開業により運転区間が大幅に短縮されながら存続する。かねてから、東海道新幹線利用者が名古屋または米原で乗り換えて北陸方面に向かうルートはメジャーであるため、引き続き一定の需要を想定されてのことだろう。金沢・富山方面へは新幹線つるぎ号乗継が基本パターンとなる。ここでかがやき号・はくたか号との短時間乗り換えが考慮されていないのは巨大施設となった敦賀駅で時間を過ごしていただくことを期待する思いがあるのだろうか。

ちなみに、米原~敦賀間の距離は45.9Kmであり、超短距離特急が誕生することになる。

2015年3月14日ダイヤ改正では

北陸新幹線金沢開業に伴う変更として富山・和倉温泉発着が消滅し、名古屋・米原~金沢に短縮された。今では富山方面へは北陸新幹線で、能登方面へは特急能登かがり火でという「乗り継ぎ必須」になってしまった。

また、編成両数もそれまでの5両・8両ではなく6両編成に統一され681系中心の運用に変更。

681系になった特急しらさぎ

681系になった特急しらさぎ

2003年7月まで485系の国鉄型車両を使用して、カラー・リニューアルしたりもしていたが、2003年3月から導入開始した683系車両がわずか4カ月ほどですべての運用に就くようになって一気にグレードアップした感がある。しかし、それと同時にヘッドマークが完全に姿を消した。

2015年には683系2000番代を直流専用に改造したうえで289系とし、特急こうのとり特急きのさき特急くろしおなどに転用された。

◆特急しらさぎ号データファイル

shirasagi4【登場時:1964年10月1日】  ●運転区間:名古屋~富山
・  ●運転本数:1往復  使用車両:481系(実際には12月25日まで代用車両)
【1968年10月1日改正】1往復増⇒2往復に。
【1971年4月26日改正】1往復増⇒3往復に。
【1972年3月15日改正】寝台特急金星号の間合いで583系電車を投入。1往復増⇒4往復に。
【1975年3月10日改正】2往復増⇒6往復に。エル特急化(=自由席新設)。
・  同時に米原~金沢・富山に特急加越も6往復新設。金沢運転所への運用移管。
・  583系は向日町運転所に移管された。
【1978年10月2日改正】583系の使用を終了。イラスト・ヘッドマークの使用を開始。
【1984年12月12日】食堂車の営業を休止。
【1985年3月14日改正】食堂車連結終了。ボンネット型が運用に入る。

ボンネット型特急しらさぎ号

ボンネット型特急しらさぎ号  ※石田様提供

【1988年3月13日改正】全列車が名古屋~富山の運転に統一。
【1989年3月11日改正】特急加越の2往復の区間延長により、特急しらさぎ号が8往復に。
【1991年9月1日改正】七尾線電化。1往復を和倉温泉まで区間延長。

特急しらさぎ485系付属編成の変顔。

特急しらさぎ485系付属編成の変顔。Amanogawa_exp

【1997年3月22日改正】スーパー雷鳥用付属編成の転用により米原で増解結する列車が登場。
【2001年7月12日改正】スーパー雷鳥用だったパノラマグリーン車を投入し、塗装も変更。
【2003年3月15日改正】4往復に683系投入。
【 同年5月30日】683系に統一。485系の運用終了。
【 同年10月1日改正】特急加越を特急しらさぎに統合。⇒16往復に。
・   米原発着列車を区別するため、50番代以降の付番となる。
・ 上りの1本が平日のみ泊発に。理由はおやすみエクスプレスの運転開始に伴う運用上。
【2004年高山本線水害】特急ひだ号(富山発着)の代替として和倉温泉発着列車から付属編成を1往復富山発着として臨時運転。
【2006年3月18日】レールゴーサービスを廃止。
【2007年3月18日】2号車指定席を禁煙化。
【2008年3月15日改正】泊発列車を「おはようエクスプレス」とし、しらさぎ号は富山発着に再統一。
【2009年6月1日】全車禁煙化。
【2013年3月16日改正】JR東海区間における車内販売を終了。
【2014年9月15日】継続していたJR西日本区間でも車内販売を終了。
【2015年3月14日改正】全列車、金沢発着となる。また、おもに683系ではなく681系を使用するよう変更。

【2022年3月12日】9両編成の自由席を3両のうち1両を指定席に変更。
【2024年3月16日改正】北陸新幹線敦賀開業に伴い区間短縮。名古屋・米原~敦賀に。
●名古屋~敦賀:8往復
●米原~敦賀 :7往復

◆特急しらさぎ号のお役立ちサイトご紹介

ボンネット特急しらさぎ●【鉄道模型製作用参考写真集】・・・編成単位ではなく、1車両ごとのサイドビューをとらえた写真集。大きな画像データなので細部に至るまで見て確かめることができる、非常におすすめのサイト。 ●489系しらさぎ-1 485・489系ボンネットしらさぎ-2 485系しらさぎ (7+3両)

●【トレインブックス・国鉄型車両図鑑】・・・形式写真を専門に撮っていらっしゃる方のサイトです。斜めからのアングルで、前面や台車周りを含めてみることができます。 ●しらさぎ用485系

shirasagi5●【座席探訪】・・・列車内の様子を解説してくれているわかりやすい写真集。車両のタイプごとに詳細な解説と画像が含まれているサイト。おすすめです。 ●683系2000番代しらさぎ

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