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特急草津号◆データファイル

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特急草津号の簡単な解説

◆上野~長野原草津口を結んできたぶ特急草津。高い知名度を誇る草津温泉へのアクセス列車として知られてきた。しかし、コロナ下における観光の打撃を受けてこの列車がカバーする温泉地のエリアをさらに広げてアピールするため、2023年3月18日のダイヤ改正から特急草津・四万号に愛称変更。その四万温泉への乗り換え口は中之条駅、草津温泉へは長野原草津口である。

185系7両を長らく使用してきたが2014年春からは651系7両に。かつて運転されていた特急水上号との併結運転は14両の長大編成で圧巻だった。運転区間は2016年3月26日ダイヤ改正前まで万座・鹿沢口発着列車が存在した。急行草津として始まり特急白根号を吸収し、急行から格上げされて新特急草津号として設定され、「新特急」廃止に伴い特急草津号となって運転されてきた。kusatsu-3linemark

余談だが、草津号には派生愛称が多いのも一つの特徴で、四万草津号、草津白根号、新宿あがつま草津号、そしてリゾートやまどり編成を使用したリゾート草津号などがあった。

画像提供:KOGANETURBO様・歩王様

 

◆特急草津号のデータファイル

【1985年3月14日改正】急行草津と特急白根を統合してエル特急「新特急草津」誕生。
・・・使用車両:185系  4往復。
【1997年10月1日改正】エル特急の名称を廃止。
183系電車6両の臨時特急「マリンシティ草津号」(横浜~万座・鹿沢口で運転)。

【1998年】183・189系電車による臨時列車「草津嬬恋号」「リゾート草津号」など運転。
【2002年12月1日改正】新特急の名称を廃止。
【2005年10月~11月】新宿発着の「四万草津」号運転。
【 同年12月10日】全車指定席の「草津白根」号が土・休日運転の定期列車に。

【2007年3月18日改正】1往復減⇒3往復に。同時に特急あかぎ号との併結終了。全車禁煙化。特急草津白根を特急草津に統合。

【 同年11月】新宿発着の「あがつま草津」運転。
【2010年9月】「草津」50周年を記念し、185系OM03編成を「湘南色」に塗り替え。
【2011年7月】リゾートやまどり編成による「リゾート草津」が新宿発着運転。
【2012年3月17日】1往復減⇒2往復に(土休日は3往復)。となる。特急水上号との併結をすべて取りやめ、単独に。
【2014年3月15日改正】651系に置き換え。
【 同年9月25~30日】吾妻線岩島~長野原草津口間線路切り替え工事(八ッ場ダム建設関連)により全区間運休。

【2016年2月26日】185系による復活運転。2年ぶりに3日間だけ実現した中の最終日。
【 同年3月26日】長野原草津口止まりとなる。
【2018年3月24日】初めて上野東京ライン経由で運転。
【2019年3月15日】車内販売終了。
【2023年3月18日】特急草津・四万に愛称変更。車両は651系からE257系に変更。

◆特急草津号の画像

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かつては数多くの特急列車が次々と往来した、分岐点のターミナル・大宮駅だが、現在では昼行特急の数もほとんど新幹線に奪われてしまった。後ろ姿も何だか寂しげに見える。 30年以上にわたって首都圏と北関東を結んできた185系もすでに老兵の部類に入り、終焉を迎えてしまった。

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以前の185系200番代と言えば白い車体にグリーンの細いラインが窓の下に水平にまかれたオーソドックスなデザインだった。
kusatsu42000年前後の時期に進められていたリニューアルの際にカラーリングを一新し、窓の下にはグリーンラインではなく、「<<<EXPRESS185>>>」のロゴマークを貼るようになった。

185系と言えばその応用範囲の広さが特徴。その表れのひとつが乗降口の広さだ。確かに国鉄型特急車両としては際立って広い。国鉄型の表示幕も185系車両に最後まで残った味わい深さのポイントだ。文字の配置もフォントもそのままに国鉄風を保っていた。上野発着列車においてはおなじみの、「上」の字の右肩上がりが懐かしい。

◆リゾート草津号の画像

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・ゆったりとした座席が人気の「リゾートやまどり」車両を使用して、リゾート草津号を運転している。

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