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北陸新幹線はくたか号◆データファイル(2024-3改正版)

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北陸新幹線はくたか号の簡単な解説

◆ 2015年3月14日から運転開始した北陸新幹線の特急はくたか号は当初、東京~金沢を結ぶせっていだったが、2024年3月の敦賀延伸開業に伴って東京~金沢(9往復)・敦賀(5往復)、長野~金沢(1往復)という設定になった。停車駅を極限まで絞った速達タイプの「かがやき号」に対し、はくたか号は停車型で、上越妙高以西はすべて各駅停車となる。なお、敦賀で大阪発着の特急サンダーバードおよび名古屋・米原発着の特急しらさぎに乗り継ぐことができるが、これらの列車とのスムーズな連絡を想定しているのは「つるぎ」のみ。東京直通の「かがやき号」・「はくたか号」との乗り換えは待ち時間を必要とする。

デビューは2015年3月ダイヤ改正

設定当初はまず14往復の定期列車設定となり、時間帯に関係なく1時間に1本程度の運転という形。他に長野~金沢といった部分区間運転のものがある。

停車型とはいうものの全駅に停車するわけではないので要注意。通過駅は「熊谷、本庄早稲田」。東京~金沢で2時間50分(かがやき号より30分遅い)、長野~金沢で1時間27分が最速である。最高速度は260km/hを想定している。

車両はJR東日本とJR西日本による共同運行となる。形式はE7系とW7系で、車両の中味は全く共通。グランクラスの座席を自動車系メーカーのトヨタ紡織が作ったことも話題となった。ボディー外観はE5系・E6系と続いたロングノーズのタイプではなく、オーソドックスだがしなやかで美しい姿をしている。これには300km/hを超えるような速度を想定していないことが大きく関係している。

LED愛称表示器・英字 LED愛称表示器・日本語

グランクラスが値下げに!

E7・W7系には最上級座席であるグランクラスがあり、このはくたか号でもサービスが実施されてきた。しかし、利用状況を鑑みて軽食・飲料のサービスを取りやめにして料金を値下げすることになった。2022年10月から実施予定だ。料金は東京~金沢を例に挙げると15370円だったのが11190円へ、4180円値下げされてかなり利用しやすくなる。そして「かがやき」では引き続き軽食・飲料サービスありなので、選択肢が出来たことになる。

◆北陸新幹線E7系・W7系のデータファイル

【2013年10月30日】川崎重工から海上輸送されてきたE7系最初の編成(F1編成)が仙台港に初上陸。
【 同年11月21日深夜】仙台~北上で試運転を開始。
【 同年11月28日】報道公開(新幹線総合車両センター)。
【 同年12月14日深夜】北陸新幹線区間で試運転。
【2014年2月13日】ロゴマークを発表。
【 同年3月15日】あさま号として先行運用開始。
【 同年4月11日】W7系最初の編成(W1編成)が金沢港に初上陸。
【 同年8月5日】金沢側でも試運転を開始。

◆北陸新幹線はくたか号のデータファイル

【登場:2015年3月14日ダイヤ改正】
・ ●運転区間:東京~金沢  運転本数:14往復  使用車両:E7系・W7系
・  所要時間:2:50
【2022年10月】グランクラスの軽食・飲料サービスを廃止して料金が大幅値下げ。

【2024年3月16日】北陸新幹線敦賀開業。東京~金沢(9)・敦賀(5)、長野~金沢(1)。

◆E7系・F1編成が仙台港に到着【2013/10/29~】

仙台港に入港注目を集めているE7系の最初の編成、F1編成が海上輸送で10月23日に神戸の川崎重工を出発した。しかし、その直後に台風27号が近づき、しかも動きがたいへんゆっくりであったため、輸送船も安易に動きが取れなかったものと思われる。

これまでの輸送実績から計算すると26日か27日頃には仙台港に入港するのかと思われたが、この台風の影響で予想よりも数日遅れての到着となった(と思われる)。
最初に陸揚げされるべき1号車と2号車が積まれた船は、29日13時48分ごろに到着した。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA直後に陸揚げが行なわれるかと思いきや、そのままで一晩停泊させて翌日陸揚げ作業になった。
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30日午前8時過ぎ、ついにその作業が行なわれた。
最初に陸揚げされたのは2号車だ。2台のクレーンを巧みに操り、息を合わせて絶妙なコンビプレーで陸揚げ作業を思なっていく。最初は垂直に引き上げる作業だ。

陸揚げ作業を慎重に
続いて、見どころ。2台のクレーンで持ち上げているが、両クレーン車の間をうまく通さなければならない。
まずは、手前側のクレーンが海の方向に少し旋回し、
それに合わせて奥側のクレーンが少しずつ陸側に旋回して、適度な間隔を保ちながら車両の向きをほぼ90度くらい変えて間を通すのだ。この時に車体側面をしっかりと眺めることができた。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
両方のクレーンがしっかりと陸側に旋回しきったら、ゆっくりと降ろす。もちろん、着地地点が定められていて、台が置かれているのでどこでも降ろせばいいというわけではない。慎重に位置を合わせながら降ろし、スタッフみんなの息がぴったり合った作業の様子を見ることができた。
結構神経を使う作業だが、5分ほどで終わってしまうのだから驚きだ。

先頭車両の陸揚げシーンの動画はこちらでどうぞ↓↓↓↓
【速報】E7系北陸新幹線F1編成がついに姿を現した!~仙台港~

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