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新幹線の名前=ひらがな法則。漢字もいつか登場する?

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LED表示機による漢字愛称列車 鉄道コラム

ひかり号とこだま号。

0系こだま号言わずと知れた、新幹線最初の愛称です。

次にあらわれたのが、やまびこ・あおば。さらに、あさひ・とき。

以来数多くの愛称が追加されてきた新幹線の世界ですが、出てくる愛称はすべてひらがなで、例外と言えば頭にMAXやスーパーを冠するもの、またはレールスターのような、付記名称のみ。

何より「漢字は例外すらない」というこれまでの状況です。

ひらがなの方が親しみやすい?

どうしてひらがな名称ばかりなのだろう?ということで調べてみたのですが、なかなかはっきりとした理由は見つかりませんでした。

でも、一部の意見として「かな文字の方が親しみやすいから」というコメントを拝見しました。

子どもさんにも覚えてもらいやすいというのは事実かもしれませんね。それでも、意外と「トワイライトエクスプレス瑞風」とか「トランスイート四季島」なんていう難しい名前でも子どもさんたちはすぐに覚えたりしますからあまり説得力はないようにも思いますね。
それで私どもは変な仮説を立ててみました。

LEDのドット表記に苦労しそう?

今でこそフルカラーLEDの採用など、ずいぶん進歩している印象がありますが、一昔前のLED表示器は「オレンジ」の3色表示でドットも粗かったですね。

そうなると困るのがドットで表記できるのかどうかという点です。

フルカラーなら色で見分けることもしやすいですが、そうでなければ太くて見やすい表記をしなければなりません。直線の部分で2ドット以上の線で描きたいものです。

それがもし漢字になるとどうでしょうか。

やってみました。(希望的要素も含めて寝台新幹線に(笑)。)

LED表示機による漢字愛称列車

LED表示機による漢字愛称列車

ベースにしたのはこまち号で使われたE3系のLED表示器のドットです。まぁ、出来なくはない感じですね。でも、これが北斗星とか日本海といった漢字3文字の愛称になるときついです。

事実、寝台の「寝」の字は線を削除して1本は1ドットのラインになっています。

これからのLEDは問題ない!

新しい車両で採用されているLED表示器は1.5倍くらいのドットのものもあり、ずいぶん精細な表示が可能となっています。

それはそうですよね。行先の駅名が長いものが結構出てきていますから。「鹿児島中央」にしても、「新函館北斗」にしても。もしかしたら、黒部宇奈月温泉という表示にも対応しないといけなくなるかな・・・(漢字7文字はきついかな。笑)。

いつしか漢字愛称の寝台新幹線を!

北海道新幹線の札幌延伸、北陸新幹線の大阪延伸などが実現したら、やっぱり寝台新幹線を実現してもらいたいです。

大阪から金沢を通って大宮経由で盛岡・新青森・・・札幌へとつながる列車です。そんな列車に「ほくとせい」とか「にほんかい」なんてひらがなの愛称、いやじゃないですか。

そして、日中の新幹線でも期待したいのは北海道新幹線全線開通時の「白鳥」号の復活です。これも「はくちょう」ではいやですよね。

これからの新幹線、愛称の変化も楽しめる一つのポイントではないでしょうか。

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